北九州に住む主婦のブログ(暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ)

暇を持て余した佐田清澄が欲望の赴くままにしたためています。

暇だから2021年に映画館で観た映画を振り返る:完結編

joshi-daisei.hatenablog.com

↑この続きです。

 

5月の続き

14.「マンディンゴ

アメリカ南部での酷い黒人差別が描かれている。人を奴隷というか家畜のように扱っており、こういうことが実際に起こっていたんだなと知っておくためにも見ておいた方がよい気がした。


15.「クルエラ」

予告CMを観て、夫が珍しく「これは観てみたい!!」と言ったため二人で鑑賞。ストーリーも良いが、音楽が特に良かった。鑑賞後すぐにサントラを漁った。


6月

16.「トゥルーノース」

北朝鮮強制収容所の実態を3Dアニメーションで描いた作品。過酷な内容だが、アニメーションだからかろうじて観ることができた。もしも実写だったら耐えられなかったかもしれない……。クスっと笑えるような部分もあるしアニメーションだから見やすいんだけど目を背けたくなるようなシーンがたくさん。でもだからこそ多くの人に観てほしい作品。

 

入籍してから結婚式をやるかやらないかぐずぐず悩んでいたらコロナ禍になってしまった。やるとすれば親族のみの小規模結婚式かフォトウェディングの二択で考えていたが、6月にフォトウェディングを決行することにした。

3か月ほど前から踏み台昇降の運動と「18時以降なるべく食べない」を実行していたら4㎏くらい痩せられた。

ヘアメイクの方に「髪型どんな感じにしますか?」と言われ、めちゃくちゃ恥ずかしかったが「あのこは貴族」のウェディングシーンの門脇麦さんの写真を見せた。

 

7月

17.「プロミシングヤングウーマン」

面白いしビジュアルもオシャレ。男性不信になりそう。

 

18.「ベルヴィルランデブー」

フランスのアニメーション映画でセリフらしいセリフはないのだが、スカッとするし面白い。ややダーク。あと音楽が良くて鑑賞後サントラを漁った。

 

19.「レンブラントは誰の手に」

外国の超お金持ちの人たちがたくさん出てきて面白い(馬鹿みたいな感想)。外国の超お金持ちの人たちの優雅な喜びや優雅な悲しみ、優雅な日常の様子などが垣間見れる映画。

 

20.「ラスト・ディール」

フィンランドの美術商のおじいさんのお話。一枚の絵が「何の価値もないただの絵」として奥底に眠ったままでいるか、超がつくほどのプレミアとして日の目を見るかは、ディーラーたちのさじ加減なのかもなぁと思う。

 

7月、ゴリパラ見聞録でおなじみ斉藤優さん出演の「羽世保スウィングボーイズ」という舞台を観るために初めて博多座を訪れた。博多座は歌舞伎などを上演する場だという認識しかなかったが、演劇も観られるらしいと初めて知る。「斉藤さん、声出てるなあ」と思った。

 

北九州芸術劇場にて「コメンテーターズ」というお芝居を観る。コロナ禍の情勢が反映されていてかなり面白かった。職を失ったおじさんがYouTuberとして配信を始めるのだが、意外にも人気が出てテレビのコメンテーターにまで上り詰めてしまう。

 

8月

21.「パンケーキを毒見する」

政治について表面のふわふわしたところしか把握できていなかったが、さすがにもっとしっかり考えないとなあと今更ながらに思わされた作品。「ご飯論法」と呼ばれる国会答弁での論点のすり替えなどが気になり、家に帰ってからYouTube国会中継を見ていたら夫に「急にどうしたの!!??」と驚かれた。

 

北九州芸術劇場にて「近松心中物語」という演劇を鑑賞。松田龍平さんと、「あのこは貴族」に出ていた石橋静河さんを見た。

 

博多座でもらったチラシを見て気になった「レ・ミゼラブル」を観に行った。気が付くと号泣していた。隣に座っていたお姉さんも号泣していた。帰ってからレ・ミゼラブルの劇中歌をAmazonミュージックで漁っていたら新妻聖子さんに辿り着き、新妻聖子さんの大ファンになった。

この日から演劇やミュージカルにハマり始める。

 

劇団四季の「キャッツ」を観た。事前に映画版のキャッツを見て予習していたため、比較したりして楽しんだ。

 

9月

神田沙也加さんが出演されていると知り、「王家の紋章」を博多座まで観に行く。

 

少し後で新妻聖子さんも「王家の紋章」に出演されていることに気づいたので、神田沙也加さん×朝夏まなとさんパターンと、木下晴香さん×新妻聖子さんパターンの両方のチケットを取った。

このとき初めてミュージカルの同じ演目を2回鑑賞するという経験をした。

 

10月

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭をオンライン配信で視聴。

ついついコメントをたくさん打ってしまった。

皆で盛り上がれた感じがして楽しかった。来年もまたオンライン配信あると嬉しい。

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↑写真OKタイムに撮ったスクショ

11月

22.「老後の資金がありません!」

老後が不安なので老後のシミュレーションのために夫を伴って観に行った。ご年配のお客さんが声出して笑っていたし、普通に家でテレビ観ている時くらいの声のボリュームでツッコミを入れていたのが面白かった。

原作を事前に読んでいたが、原作と微妙な違いがあった。

 

映画館ではなくオンラインでの視聴だが、ドキュメンタリー映画の「なぜ君は総理大臣になれないのか」が面白かった。選挙の際には奥さんだけでなく娘や両親など家族総出で奔走する様子が印象に残った。

 

「ナイツ・テイル」という堂本光一さんと井上芳雄さんW主演のミュージカルを観た。人生で初めてジャニーズの方を生で見た。しかも前から5列目くらいの席だった。前日に急に思い立ってチケットを取ったのだが、そんな良い席がなぜポツンと空いていたのか今でも不思議……。

 

12月

23.「ラストナイト・イン・ソーホー」

夏から秋にかけて自分の中で映画よりもミュージカル熱が高まっていたが、この作品を観て映画に対するときめきが戻ってきた。ホラー映画と言われていたがそこまで怖くなくてホッとした。去年「ミッドサマー」をあまり覚悟せずふらっと観てしまい後悔したが、これはその逆だった。綺麗なものを見たい欲やロンドン味わいたい欲、カッコいい爺さん見たい欲、スピリチュアル欲、謎解きたい欲など色んな欲が満たされる映画だった。

 

24.「ドント・ルック・アップ」

アメリカに生まれなくてよかったな~と心から感じた。日本がマシに思えた。

大きな彗星が地球に向かっていてこのままだと人類が滅亡するという時に、危機を声高に叫ぶ人がいる一方でイマイチ危機感の無い人もいて全然足並みが揃わない……というのがまさに今のコロナ禍の状況とリンクしているように感じた。


25.「ベイビーわるきゅーれ」

殺し屋JKの殺し屋してない時の普段の感じがリアルで良かった。スカッとしたいときに観たい映画。

 

映画館ではなくオンライン配信で「東京自転車節」を観た。山梨出身の映画監督が東京でUber Eatsをやって稼ごうと奮闘するドキュメンタリー映画

自分もちょっとUber Eatsの配達に興味があったが、気軽に手を出すものではないのかも……とこの映画を観て感じた。

https://cinema.eiga.com/titles/311/

↑2022年1月13日(木)までこのサイトから観れるよ。

 

12月は神田沙也加さんの訃報があり、ショックで心臓がぎゅ~っと縮んだ。9月の「王家の紋章」で初めて彼女の舞台を観て、もっと他の舞台も観てみたいと思ったので1月の「マイ・フェア・レデイ」のチケットも取っていた。もう神田さんの生の演技や歌を鑑賞できないということは残念でならない。

 

2021年映画ランキングBEST3は……

この1年間で映画館で観た映画は25本だった。予想していたより少ない。30くらいいっていると思ったので悔しい。

 

ここまで少なめの語彙力で長々書いてきたが、結局のところのBEST3を発表して終わりたいと思う。

 

第1位:トゥルーノース

第2位:あのこは貴族

第3位:ラストナイト・イン・ソーホー

 

心を動かされた度合いや皆にも見て欲しい度合い、単純に映画として楽しい度合いなど色々総合的に考えた結果このようになった。

来年も出不精になることなくいろんな作品に出会いに行きたいと思う。

 

ちなみに去年(2020年)観た映画のBEST1はインド映画の「WAR ウォー!!」です。↓