はてなブロガーと聞く、チャットツールとグループウェアが1つになったサイボウズLiveの魅力 - サイボウズLive×はてなブックマークニュース出張所
↑の裏話です
「今回のクライアントさんは・・・サイボウズさんです」
『サイボウズさん・・・』
私はこの日、「はてなブックマークニュースの広告に出演してほしい」との依頼を受け、はてな東京オフィスに来ていた。
サイボウズはもちろんサイケデリックな坊主のことではなく、グループウェアなどを開発している、IT業界ではかなり有名な企業だ 。
「チャイナ服と猫耳で出演していいですか」と打ち合わせ中に言ってみたが、社員さんたちは「えふふ・・・」と苦笑いしていたので「あ、だめっぽい」と何となく悟った。
撮影当日、サイボウズオフィスのある飯田橋に、リクルートスーツを着た私がいた。
はてなの社員さんの他にカメラマンさんもいて、自分の中の興奮度がどんどん高まっていくのが分かった。「私は今から企業CMに出るんだな。逃げたい」と思った。
みんなでエレベーターに乗り込み、オフィスのエントランスに向かう。
「お待ちしておりました」
サイボウズの社員さんだ!
すごく「成功者」っぽい雰囲気がある。
エントランスには、成功者の象徴、「コーヒーメーカー」が置いてあった!
我々は「ニューヨーク」と書かれた部屋に通された。
東京のど真ん中なのに堂々と「ニューヨーク」と名乗ってしまうあたりにビジネスで成功する秘訣があるのだろう。
「ニューヨークの間」は青バックに星がちりばめられていて、確かにアメリカンな雰囲気があった。「ニューヨーク」というよりは「宇宙」という感じがしなくもないがそこは黙っていた。
私は大きなテーブルの上座にぽつんと座らされた。
会議室には4人もメガネ男子がいるという大変楽しいシチュエーションだったが、落ち着かないのでずっと持参したホワイトボードに絵を描いて過ごした。
「まずは自己紹介してください」と言われたので、挨拶代わりにそれまで描いていたメガネ男性の似顔絵を見せた。
(注)この似顔絵はよく似ています
会議室の隅のほうにいたサイボウズ社員さんを描いた。
とりあえず部屋にいた皆が笑ってくれたので安心した。
「え、オレ!???!!!」
と、社員さんは急に焦点を当てられて驚いていた。ごめんなさい。
*この方は広告に出演していないので似顔絵のみの公開となります。
いよいよインタビューが始まった。
ITの技術的な話が多かった(ように思う)ので、ITリテラシー超低めな私は「この後なに食べよう?」などと不謹慎なことを考えていた。
『ダメだ・・・「あいつボーっとしてる」って思われる・・・!』と、途中でハッと気づいた私は、就職活動時に身に着けた、「話をすごく熱心に聞いていますよ」アピールをしてみた。
「大槻さん(イケメン)の似顔絵を描いてください」と打ち合わせ時から頼まれていたので、皆が難しい話をしている中わたしは絵を描いていた。
スーツを着てホワイトボードに必死に人の似顔絵を描いている私は一体何者なんだろうとこの日何度か思った。
大槻さんの顔は完全に整っていたため、似顔絵師の観点から言うと書きがいがなかった(Oh)
実際の広告ページを見てもらえばわかると思うが、大槻さんに対する「遠慮」のようなものが見えると思う。誰が見ても「カッコいい」という人を描くときは、『カッコよく描かなければならない』という周囲からの見えない圧があるので上手く描けないのだ。
『これからはどんなに顔の整った人でも似せて描けるように修行しよう・・・』と反省した。反省すると同時に『そもそも私は似顔絵師だったっけ』というループに突入した。
「佐田さん(暇な女子大生)はチームで何かやった経験はありますか?」
と質問されたので、大学のサークルのことを思い出した。
私はサークルに5つか6つくらい所属していたが、いずれも途中で辞めたかハブられて抜けたか大ゲンカして解散したという悲惨なものだった。
そのようなことをこの「ニューヨークの間」で回想し、とても悲しい気持ちになってしまった。
会議室にいた皆も深くは追及しないでいてくれた。
インタビューが滞りなく進んでいき、もうそんなに出番も無くなった私はまたホワイトボードに絵を描いて遊んでいた
はてな営業部T氏
(注)この似顔絵はものすごくよく似ています。
自分でもこの絵の完成度に恐れおののいた。この日一番の出来栄えである。広告に使えない絵ばかり上手く描けてしまうのは何の因果か。
インタビューが終わったので今度はエントランスにて撮影が行われた。
『私の顔にはどうせアイコンが入るのだし』と思ってカメラの方も見ずに適当な表情をしていたら、「顔が写らないとしてもせめて目線はください」と注意されてしまった。
「ごめんねカメラさん」
↑オレンジの木から顔を出す暇な女子大生。
「このオレンジは本物ですか?」と質問したら「食べられないよ」との返答があった。
別に食べたかったわけではない。
位置の都合上とんでもないところにモザイクがきてしまい、あたかもボウズマン(サイボウズのイメージキャラクター)が公然とわいせつな行為をしているように見えるが、彼はちゃんとパンツを履いています。
ものすごく「きちんとした大人」感のある大槻さん(右)と丹野さん(左)。
「おしるこ」も売ってるこの自動販売機、なんと全てfree of charge(無料)
落ち着いた雰囲気のカフェスペース。
お優しき心遣い・・・これはありがたい。
アナログとデジタルの融合。
至るところにiPadが置いてありました。これなら待ち合わせしている間に調べものが出来ちゃう!
全ての撮影が終わり、サイボウズの皆さんとお別れした私たちは一緒に駅へと歩いた。
この際だから、社会人の先輩である皆さんに「社会人になる」ということがどういうことなのか教えてもらおうと思った。
「働く上で一番ツラいことって何なんですか?」
サイボウズの皆さん、はてなの皆さん、貴重な経験をありがとうございました。
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