急な依頼にも関わらず快く出演を引き受け「流星のサドル」「Missing」「LA LA LA LOVE SONG」を歌い観客を沸かせた久保田利伸
岡村隆史とフライデーされたことをラジオで弄られ続け、その流れを汲んでサプライズゲストとして登場後ただただ自身のイメージDVDの宣伝をして去っていった熊田曜子
「新垣結衣さんとドラマで共演している」&「ラジオの宣材写真がカッコいい」という理由から岡村さんにライバル視されているものの別のイベントが終わった後に急きょ駆けつけるという優しさを見せた星野源
数々の大物ゲストが登場し、大盛況に終わった「岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭in横浜アリーナ2016」だが……
一番すごいのはそういった大物ゲストを呼べちゃう(そして実際に来てもらえる)岡村さんなのかもしれない。
「ナインナインティのオールナイトニッポン」時代からちょくちょく聴いてた岡村さんのラジオ番組が歌のイベントをやるというので行ってきた。去年はかなり後ろの席だったけど、今年は頑張って早めにチケット取ったら前から3列目だった。
岡村さんによって「男女でイチャつくのは禁止」「イベントが終わった後もオフ会などはせず真っ直ぐ帰ること」というパブリックスクールのごとき厳しいルールが敷かれていたので、左に座っていたメガネ男子に話しかけるのはやめて右隣にいたお姉さんと開演まで興奮を分かち合った。
マイケルジャクソンLIVEinブカレストのオープニングを模した登場シーンから3時間半、歌謡祭の盛り上がりは収まることを知らなかったが、運動不足気味のわたしは立ちっぱなしでいることに慣れておらず、終始叫んだり飛び跳ねたりしている隣のお姉さんとのテンションの差が徐々に開いていった。
それでも出演者全員で歌う、最後の「LA LA LA LOVE SONG」では疲れもどこかへ行って気づいたら踊っている自分がいた。
高須クリニック院長が投げたサインボール的なものが非常に近くに飛んできたが、目立ちたくなかったので反射的に避けた。自分のダメなところはこういうところだよなあと反省。
開演前はあんなに盛んにおしゃべりしていたのに終わった後はお姉さんに何と話しかければいいか分からず「楽しかったですね」とだけ言ってすーっと席を立ち、逆ナンするでもなく、誰とオフ会をすることもなく真っ直ぐ家に帰る。『こういうところだよなあ。でもこれでいいんだよなあ』と思った。
イチャつきには厳しいが「ペンライトは何でもいい」とのことだったので柏木由紀さんのソロコンサートで買ったものを持って行った。別に後悔はしてない。
最後に絵が全然似なかった各アーティストのファンに陳謝。