こんばんは。一人上手こと暇な女子大生です。さっきも一人でラーメン食べてきました。てへっ
先日一人で大学の文化祭に行ってみたのですが誰からもナンパされませんでした。
そして逆ナンすることにも失敗してしまったため結局一日中一人でした。
気温も心も寒かったので、前々から行きたいと思っていた「BAR」に行ってみることにしました。
匿名ダイアリー「どうやってバーに通えばいいんだろう」(http://anond.hatelabo.jp/20131106211458)
ロケットボーイみや(id:rocketboy_miya)さん 「バー(BAR)への行き方、通い方」http://rocketboy-miya.hatenablog.com/entry/2013/11/07/174538
などの記事を読んで、「ひとりBARに挑戦する時がきた!」(Time has come!)と奮い立ったわけです。
記念すべき一人BARデビューの店に選んだのは、以前友達と行ったことのある雰囲気の良いダイニングバーです。
暇女流一人BARのポイント
1、まずは複数人で行ってみてその店の雰囲気を探るべし!
急に知らない店に突撃するのは怖いです!友だちと入ってみて、客の年齢層や雰囲気、お酒・お食事の値段等をチェックしておきましょう。「ここは自分のような者が来るところではないな・・・」と感じてしまったら一杯だけ引っ掛けてそそくさと逃げればおk。
「ここイイかも!若い女一人で来ても違和感無いかも!」と思えたら今度は一人でチャレンジしてみよう!
そんなこんなで一人寒い夜にバーのある街中まで出かけます。その日は日曜日。そう、Sunday Night。辺りはあつあつのカップルばかりでした。
『BARに行けば素敵な出会いとかあるんだろうなあ・・・』
(以下妄想)
「マティーニを」
そう言って私はカウンターに腰掛けた。店内には静かにJazzが流れている。適度に放っておいてくれるマスターと美味しいお酒が私を心地よくさせる。
さっきから私の方へわけありげな視線を投げかけてくる男がいる。しばらく無視していたが私も一人で飲んでいることに退屈してきたので目を合わせ会釈した。
「今夜は・・・月が綺麗ですね」
男は唐突にそう言った。夏目漱石がかつて”I love you”を「月が綺麗ですね」と訳したというエピソードを思い出して私は少し戸惑った。しかし初対面にも関わらず愛の告白などしてくるはずはないよな・・・
「ええ、本当に」
適当に流すつもりでそう応えた。
男「知っていますか?夏目漱石は昔・・・」
私「え・・・?」
私は驚いて目を上げた。二人の視線が合う。静かに微笑むマスターが私たちの目の前に一杯のカクテルを置いた。
「こちらはサービスです」
その真っ赤なお酒はどこか官能的な味だった。
「マスター、このお酒の名前は?」
まだまだ夜は長い・・・
(以上妄想)
BARに行けば素敵な出会いとかあるんだろうなあ・・・(わくわく)
期待を込めて私は店のドアを開けた。ギィ・・・
へ続く