に続く完結編です。
まだご覧になってない方は是非前2作からどうぞ!
「〇〇さん・・・合コンしない?」
「別に・・・いいよ?」
「本当?」
「JDが来るって言ったらみんな喜ぶぜえ・・・」
『 「みんな」って誰だろう・・・・・・少し・・・怖い・・・』
バーテンダーの仲間・・・
きっとエグザイルみたいな人たちなんだろうなあ
ちょっと・・・苦手かもしれないなあ・・
真面目な人が好き。
その日私はバーテンダーとLINEのIDを交換して帰った。
家に帰ると
このとき私は「ホステスからメールをもらって勘違いするオヤジ」みたいになっていたと思う。とても気持ち悪い感じになっていたと思う。
合コンの誘いはいつ来るのだろう・・・と待っていた。
しかし
いつまで経っても
「[LINE ポコパン]〇〇さんにクローバーをもらいました。1時間以内にゲーム内のメッセージボックスで受け取ると、フレンズポイント5ptもらえます!今すぐ受け取ろう!」
というメッセージしかやって来ない。
増え続けるポコパンのクローバー。減り続けるときめき。
私は彼の言ったことが「社交辞令」だったのだと今更ながらに気づいた。
自分から「合コンやりましょうよう」と促すのも何か違う。そしてもし合コンが開かれることになっても「奴ら」がやってくると思うと・・・
↓奴ら
私はそれまでの孤独な日々に戻った。
バイトに行っても孤独。
「すみません、電車に乗り遅れちゃって・・・!」
『ったく・・・遅刻してんじゃねーよ・・新入りのくせに・・』
「すみません、僕、今日初出勤なのに遅刻しちゃうなんて・・・」
「・・・・・」
「・・・ぜーんぜん大丈夫だぴょん!」
暇女流一人BARポイント
4、バーテンダーの社交辞令を本気にしない
バーテンダーさんは結局客商売なので、ホステスさんと同じで社交辞令を連発するぞ!「その場だけの楽しいお喋り」と捉えて、あまり信じすぎないようにしよう☆
完