北九州に住む主婦のブログ(暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ)

暇を持て余した佐田清澄が欲望の赴くままにしたためています。

暇だから旅行記の続き書いてみたけどまだ飛行機乗れてない

誰かに背中を押してもらわないと中々一歩を踏み出せない迷える現代人の皆さんこんにちは。

 

近藤あやさんに「はやく更新されないかなと思って毎日ブログチェックしてる」と言われ大慌てで執筆に取り掛かる暇な女子大生です

 

中々イギリスまで辿り着かない英国旅行シリーズ

がついに4回目

1月27日~2月2日までブロガー4人(近藤あや、izumin、たのっち、暇)+英国政府観光庁Hさん+フィンランド航空Tさんの計6名で英国を巡りました。その時のレポートです

 

↓前3回

joshi-daisei.hatenablog.com

 

f:id:aku_soshiki:20160127114538j:plain

その日、わたしは目の前の灰色の海を眺めていた。旅の行く末秘かに暗示するグレー。見渡す限りのねずみ色が視界を支配する。どうしてコートとリュックの色を同化させる必要があったのだろうか。好きなのか、それとも信条なのか、、、?

 

心から次々に湧いてくる疑問を振り払い、これからの英国旅行に思考を集中させようとする。旅が上手くいくかは正直、人間関係にかかっている。ほぼ初対面のこの6名でうまくやっていけるのだろうか、英国の空はやはり曇っているのだろうか、彼女はなぜグレーのストールを選んだのか……動く歩道に乗ってぼんやりと前を見ているだけなのに、わたしの心はだんだん灰色に染まっていった。

 

長い長い動く歩道に揺られている途中で、「キャー」という声が上がった。

 

f:id:aku_soshiki:20160224205823p:plain

振り返ると数名の空港職員さんが近藤あやさんのほうを見て騒いでいた。

近藤あやさんの出演されていたテレビ番組テラスハウス」がヤングなレディーを中心に人気だという情報は知っていたが、こうして間近でその影響力を見せつけられるとやはりテレビというものは凄いな、恐ろしいなと思わざるを得なかった。そしてこれが本物の芸能人なのだな、と今まで阿佐ヶ谷ロフトに出演するような地下芸人としかつるんだことなかったわたしはハッとさせられた。

 

あやさんはまだ彼女たちの羨望の眼差しに気づいていない。空港職員とわたしの目が合う。『あやちゃんに知らせてほしい。あやちゃんとお話したい』と目で訴えかけてくる。彼女たちが憧れの近藤あやとお喋りできるかどうかがわたしに掛かっている。「無視してやれ。このまま無視してあいつらの思いを踏みにじってやれ」という悪魔のささやきが聞こえる。

 

f:id:aku_soshiki:20160127114619j:plain

あやちゃん、あの人たちがこっち見てるよ」そう告げると、近藤さんは空港職員に近寄り、フレンドリーな対応をしていた。「写真撮ってください」と言われたのか、英国政府観光庁のHさんが数枚ツーショットを撮ってあげていた。

 

f:id:aku_soshiki:20160127114624j:plain

ちなみにこの後Hさんは「どこかでスカーフを落としてしまった」と大騒ぎするのだが、わたしはHさんがスカーフを落としたのはこのタイミングなんじゃないかと秘かに睨んでいる。

 

f:id:aku_soshiki:20160127114913j:plain

搭乗口まで行くと、これから9時間を共にするフィンエアーの飛行機が見えた。フィンランドの人気ファッションブランド、マリメッコのシンボルマーク「ウニッコ柄」をあしらったボディ。白、紺、グリーンという色遣いがとても清潔で好感が持てる。

 

たのっちさんが、近藤さんの写真を撮ってあげていた。

f:id:aku_soshiki:20160127085146j:plain

↑たのっちさん

 

暇女は撮らなくていいの?撮ってあげようか」と聞かれた。自分なんか入れたところでどうせ顔を隠すのだから写真に撮る意味なんてない。「…別にいいです」そう言いながらも何となく、自撮りをしてみた。

 

f:id:aku_soshiki:20160127114933j:plain

ピンボケしていたし、機体の半分しか入っていなかった。誰にも見せないようにしようと思った。

 

英国政府観光庁のHさんがスカーフを失くしたことに気づき、「探してくる」とだけ言い残してダッシュで今来た道を戻って行った。「まもなく飛行機が出発します」みたいなアナウンスが流れている。『大丈夫かな?』的な雰囲気になる。

 

暫くして戻ってきたHさんの手にも首にもスカーフはなかった。

 

「見つからなかった……」

雨が染みたあとのコンクリートのように濃い落胆の色を見せるHさんの様子から察するに、スカーフは多分エルメスかDiorなどの高級品だったのではないかと思う。

 

「でも、きっと見つかるよ。ここは日本だもんね…!」

そう気丈に振る舞うHさんがまだ全然立ち直れてないことをひしひしと感じながら、かわいいマリメッコの飛行機に乗る。わたしと近藤さんはエコノミークラス、その他の人たちはビジネスクラスだ。

 

f:id:aku_soshiki:20160127115110j:plain

ブログ読者のためにエコノミーとビジネスの比較をしようと試みる我々のことを行きも帰りもビジネスに乗るスタッフ2名とizuminさんはもっと評価すべきだなんて思わないなんて言わないよ絶対

 

 【次回】本当にやっと飛行機に乗る

 

 

P.S. ホントは今回で飛行機編の半分を終わらせるはずだったけど短くまとめる能力がなくて搭乗前までしか書けなかった。でも「書きたいポイントをまず箇条書きにしてから構成を考える」というやり方を覚えたのでこれから多分更新頻度は上がると思うからだからこれからも絶対見てね。