北九州に住む主婦のブログ(暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ)

暇を持て余した佐田清澄が欲望の赴くままにしたためています。

暇だから今年こそ汚部屋と決別したい

こんばんは。ベッキーのこと今まで嫌いだったけど最近何となく嫌いじゃなくなってきた暇な女子大生です。

 

2016年が始まってついに1週間が経ちました。

この一週間をグダグダに過ごしてしまった人は今年一年間グダグダに過ぎていってしまうことでしょう。

 

「今年こそは何かいいことあるだろなー」とボーっとしていてはダメなのです。いま何をするかで未来が変わるんです!(洗脳)

 

という意識の高いわたしはただ今これに挑戦中です

 

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北川景子といちゃいちゃしてるあのDAIGOさんも挑戦中の整理収納アドバイザー。

 

なぜ、数ある資格の中から整理収納アドバイザーを選んだのか・・・

 

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↑初代部屋

 

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↑二代目部屋

 

 引っ越した先々で部屋を汚部屋に変えてきたわたしですが、もうそんな自分とはサヨナラしたい!というプロアクティブ眞鍋かをり的な観点からあえて一番苦手っぽい整理収納アドバイザーにチャレンジングしてみたよ。

 

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 ↑三代目部屋

 

三代目部屋はあまりにひどかったのでモザイクをかけました。果たしてこれがどのようにキレイになっていくのかその全貌をご覧ください

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リンク先ではモザイクかかってないので閲覧注意

 

ちなみに玄関は

 

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ここから

 

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こんな風に変わりました。

 

片づけのテクニックもちらちら紹介しているので、気になった人は見てみてね。

 

ベッキー落ち込むな、まだTOKYO MXがある!

 

 

整理収納シリーズその1

暇な女子大生が整理収納アドバイザーに挑戦! 暇だから資格の勉強を始めてみた|マナトピ - 学びのトピック、盛りだくさん。

その2

暇な女子大生が整理収納アドバイザーに挑戦! 暇だから資格の勉強を始めてみた ~汚部屋脱出編~|マナトピ - 学びのトピック、盛りだくさん。

明けたから2016年の抱負など

皆々様明けましておめでとうございやす

 

今年も宜しくお願い申し上げ。

 

 

晦日~元日はずっとスターウオーズシリーズを観て過ごしました

 

というのもそれまでの二十余年間で一度もスターウオ―ズをちゃんと見たことがなく

映画はスタンリーキューブリック園子温とヤンシュヴァンクマイエルくらいしか観ないゾと硬派なスタンスを取り続けていたので、人の手垢の付きまくった大衆映画の代表みたいなスターウォーズは食わず嫌いしていたのですが

 

毎週きいてる「火曜JUNK 爆笑問題カ―ボーイ」というラジオで最近ちょくちょくスターウォ―ズの話題が出ていて、というか今やもう「ちょくちょく」というよりは番組の2割くらいはスターウォ―ズの話してんじゃねえかと言えるくらい太田さんと田中さんが激しくスタウォ推しをするので、大好きな爆笑問題が好きな映画ならいっぺん見てやろうという具合にゲオに行ったら全部借りられてたのでdtvに加入してスマートフォンで見ています

 

エピソード4から見始めて5、6、1、2、3と全て観るとまた4に戻って色んな答え合わせをしたくなるふしがR2-D2

 

・女だけでキャバクラに行った話

・年下の男性と春画を見に行った話

横田基地の友好祭に行った話

岡村隆史オールナイトニッポン歌謡祭in横浜アリーナを観に行った話

ヴィレッジヴァンガード池袋店サイン会のようす

・大阪トークイベントアフター、フクロウカフェwith暇女ファン

・大阪ディ―プスポット味園+三ッ寺会館

・ひとり漫画喫茶で聖夜を乗り切った話

伊豆大島の旅のつづき(これに関しては代理店側の態度が超失礼なのであんまり書いてやりたくはないが)

・オードリ―春日のボディタッチ会に行った話

 

上記は2015年にわたしが書こう書こうと思ってついに書けなかった記事たちの一例です。

 

文章を書こうと室内に籠って人と触れ合わずにいる時間が長すぎたせいでしょうか、私の心の中のアナキンがダークサイドに堕ちて全体的にパルパティーンな一年でした

 

クリスマス近くなって、人のぬくもり欲しさに郵便局へ年賀状のバイトをしに行ったら素朴な郵便局員のメガネのお兄さんに思わず心がハリソンフォードしかけましたがやはりというかなんというか既婚者でした…

 

でも人と会話すればダークサイドに堕ちにくくなるということが分かったのでこれからも一つの惑星(家)に籠らず色々な星の住人と交信して自身の創作活動に還元したいと思いやす

 

オビワン=ケノービ並みの髭のおじさんが「ラジオはブログを運営する上での刺激になるからやってる」みたいなこと言ってたのでわたしも真似することにしやした

そういう感じで今年はブログ以外もいろいろやりつつ書けなかった記事も書きつつ今までどおり好奇心の赴くままに足を運んで都度報告していこうと思いやす

 

というわけで今年もあまり期待しない感じの見守りよろしくお願いC3PO

 

それではみなさんジークジオン(敬具)

 

 

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暇だから

年末年始実家に帰らない(飛行機代が高いから帰る日をずらすことにした)し何の予定もないので、高校生の頃からずっとやってみたかった郵便局の年賀状仕分けアルバイトをやってみることにした

 

なんか手続きするのにゆうちょの通帳コピーが要るらしく

通帳は実家にしかないので

面倒だが実家からデータを送ってもらうよう電話をかけた

 

「年末年始郵便局でバイトするから通帳の表紙スキャンしてメールで送って」と言うと

 

「え…スキャン…?うーん」

と渋い返事だった。スキャンをあまりやったことがないらしい。結局郵送でコピーを送ってもらうことになった。

 

唐突に

「お金に困ってるの?」と聞かれた

 

「いや、暇だったから…」

と言うと

 

「ああ、『暇だから』ね…」

 

と呟く父のそのフレーズが妙に気になったのだった

 

バレていませんように…

 

 

 

 

暇だから整理収納アドバイザーを目指してみる

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昨日のМ-1グランプリを見てから

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この男の姿が頭から離れない

 

 

 三四郎目当てで行ったマセキのライブにゲスト出演していた彼らを見て『絶対売れる…』と思っていたが、まさかМ-1決勝まで進んでいたとは…

 

М-1が終わってからTwitterで「カズレーザー(この赤い男の名前)」で検索してみたら「惚れた」と呟いてた女がたくさんいたので、有名になる前にイっとけばよかった…と後悔した。

 

 ちなみにマセキライブの時のアンケートには「地方のDQNっぽく見えるからその衣装はやめたほうがいい」と書いたけど、同志社大学在学中からずっと赤い服を着ていて今でもそれを貫いているようで…

 

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好き

 

 

ぜんぜん関係ないけどユーキャンで「整理収納アドバイザー」の勉強を始めた。

「何度目やねん」って感じの汚部屋公開もこれで最後になることだろう。

 

 

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暇だから伊豆大島に行ってみた(青春リバースエボリューション編)

11月半ば、東京都の観光PR事業の一環として一人で島へ旅に出た。これはその記録(つまるところ島のPR記事)である

 

 

青天の霹靂

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「大学時代にやっておくべきことは何ですか?」

年下の人間に会うとよくこんな質問をされる。あなたならどう答えるだろう。

「燃えるような恋をしろ」

「一生分の本を読め」

「とにかく勉強」

「体育会系の部活に入ってコネをつくれ」

…そのどれも正しいと思う

 

しかしわたしはいつもこう答えている

 

「船に乗って島へ旅に出なさい」

 

電車でも飛行機でもなく、わざわざ時間のかかる「船」に乗って海へ出る

……それはわたしの思い描く「青春」そのものの姿だった。

 

大学に進学した当初、それまでのモノトーンな人生と決別したくて男女が混在するサークルに入った。男女が混在するサークルに入りさえすればキャンパスライフはバラ色になる、そう信じていたからだ。そして、ついにその日はやってきた。

「みんなで船に乗って島へ行こう!」

 

文化祭で出した食べ物屋の売り上げで旅行にいく計画が持ち上がったのだ。

「異性と船旅」…その甘美な響きに胸が打ち震えた。嗚呼、これが夢にまで見た「リア充」というやつだ…!ここに来てやっと「リア充」を享受できるのだ…!

 

しかしその時のわたしはせっかくのチャンスをドブに捨てるしかなかった。

『この旅行、絶対楽しくならない……』

 

先輩を微塵も尊敬せず、気に入らない後輩は闇に葬り、独裁者となって傲慢な振る舞いばかりしていたわたしは当然のように全員から忌み嫌われていた。どこで間違ったのか、自分のサークル活動の目的が当初の「素敵な男性とフュージョンする」から「組織を我が手中に収める」というあらぬ方向へと行ってしまったのだった。

『とにかくこんな鼻つまみ者な状態で旅行なんて行っても逆に孤独を感じるだけだ』と港に背を向け荒野をひた走った。

 

結局バラ色のキャンパスライフを送れるのはコミュニケーション力に長けたごく一部の人間のみ。残りの者はリビングデッドとして鼠色の人生を消費するほかない…そう気づいたのは大学を卒業した後のことである

 

 

『正しい青春を享受できなかった』という後悔をいつまでも引きずっていたわたしに都から「島に行って旅のレポートを書いてほしい」という依頼が来たのはまさに青天の霹靂、神の思し召しであり、失われた時を求めてもがく航海の始まりなのであった。

 

 

浜松や、ああ浜松や 浜松や

 

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劇団四季の公演を見るためだけにしか降りたことのなかった浜松町駅の近くからその船は出ているのだという。

スーツを着たビジネスマンたちの中をかいくぐり、「竹芝桟橋」へ向かう。

 

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初めての乗船手続きをし、船に乗り込む。

船は意外にも小さく、ハイカラだった。ハイカラというか何ともトリッキーなカラーリングである。また船旅と言えば船底で何時間も揺られるイメージがあったが、この船はジェット船という高速船で、伊豆大島までわずか1時間45分で到着するようだ。船酔いの心配はほとんど無さそうで安心。

 

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船酔いをしているわけではないのに少し具合が悪いのは同船の修学旅行生たちを見て高校時代の嫌な思い出がフラッシュバックしているからなので、彼らを見ないように必死に窓の外の景色に集中する。

 

だんだんと都会のビルの姿が小さくなり、しばらくすると太陽に反射してきらめく水面しか見えなくなった。

 

イルカやクジラなどの海洋生物がいる水域に入ったので船のスピードを緩めます」という船内アナウンスに心が躍る。

 

 

 

上陸!

 

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↑停泊中の大型船を見ることが出来た

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お昼に出発した船は14時に伊豆大島の「元町港」に着いた。雲がかかっているが雨が降る気配はない。

 

とりあえず観光案内所で「宿泊割引券」をもらう手続きをする

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 2013年の台風26号によって大きな被害を受けた伊豆大島では現在(2016年3月末日まで)「復興応援ツアー」や「宿泊費用の割引」といったキャンペーンを実施しているようだ。一泊3000円の割引はかなり大きい。

 

ジェット船の中に置いてあったパンフレットに「港から歩いて10分の場所に『火山博物館』がある」と記述があったので行ってみることにした。

 

 

 火の島

 

この2泊3日の旅の目的は「三原山」という火山に登ることだが、ほぼ何の知識も蓄えぬまま島まで来てしまった。山に登る前に博物館で情報を仕入れよう。

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 大きな道路沿いを歩いているのに誰ともすれ違わない。車もほとんど通っておらずとてつもなく静かだ。

 

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人間より猫によく遭う

 

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歩いている間ずっと潮の香りが漂っていた。ここも夏場は賑わうのだろうが…

 

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「火山博物館」に着いた。大変立派だが、ただならぬ雰囲気を感じる

 

広々とした館内に入ると客はわたし一人だけのようだった。とりあえず先ほど船で一緒だった高校生たちがいなくてホッとする

 

火山の噴火のニュースはテレビでよく見るが、今まで身近に感じたことがなかったので真剣に考えてこなかった。ここは世界にも数少ない火山専門の博物館ということで日本だけでなく外国の火山や他の惑星の火山のことまで詳しく解説してある。

 

伊豆大島は元々「伊豆大島火山」と呼ばれる水深300~400mほどの海底からそびえる活火山の陸上部分らしく、この島全体が既に火山であるようだ。三原山はその中の「中央火口丘」なのだという。昔から数多くの噴火の記録が残っていて、一番最近だと1986年に噴火が起き、その際は全島民が東京23区に避難している。

 

変な話、大陸移動(プレートの移動)で地面が隆起したおかげで山及び陸地が生まれ、その上にわたしたちが生活できているんだよな…という基本的なことをここに来て初めて気づいた。

そう考えると地震や噴火などの「災害」と捉えられている自然活動も、それらがなければわたしたちは今ここにいないわけで、その恩恵を受けている身として文句は言えないのかもしれない…と複雑な思いがよぎる。

 

パネルの情報によるとイタリアも日本と同じ地震・火山の多い国で、国民性はまるで違うが地形は似ているんだな…と勝手に親近感を覚えた。行ったこともないけれど「お互い大変ですね」と言いたくなる。

 

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順路を辿っていくと突然「シュミレーター」と書いてあるドアが現れたので期待はせず中に入ってみた(館内は撮影禁止なのでイラストで表現)

 

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どうやら映像に合わせて椅子が上下左右に動くアトラクションのようだ。地元北九州の「スペースワールド」という遊園地を思い出す。『実はこういう地味なやつが一番酔いやすいんだよな…』と少しドキドキしながらシートに座った。

 

3、2、1、GO!」と男性の陽気な掛け声と共にロケットが宇宙に飛び出したが、椅子は微動だにしない。どこかボタンを押さないと作動しない仕組みかな…と不思議に思っていると、隣のイスからわずかに「カタ…カタ…」という音が聞こえてきた。

 

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音の出る椅子のほうに座ってみるとマッサージチェアの「弱」の半分くらいの強さで腰に振動を感じた。

映像の中でわたしたちのロケットは海底そして地底まで進み、地球が今も生き続けている一つの生物なのだということを学ぶことができた。

 

 

バスがない

 

一通り火山知識及び火山研究家たちの顔を脳裏に焼き付けたので、この日宿泊する予定の「大島温泉ホテル」に向かうことにした。

 

受付の女性に「大島温泉ホテルに行くバスはどこから出ていますか」と聞くと、「もう終わったよ」と言われる。

 

夜遅くまで電車やバスが走っている環境で長いこと生活しているとすっかり忘れてしまうが、そういえば田舎って電車やバスの本数がめちゃくちゃ少ない。

 

大島温泉ホテルまで行くにはタクシーを拾う以外ないようなので観光案内所まで戻ってタクシーに乗り込んだ。

 

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元町港からホテルまでは車で30分ほどらしい。くねくねと曲がる山道を進んでいると、目の前をサッと獣が横切った。

 

 

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鹿の一種であるキョンは小柄で結構かわいいが、大島名物の「明日葉」を食い荒らすので島民は困っているという。なんでも最初は外来種として動物園で飼われていたのだが、1970年の台風で柵が壊れたことをキッカケに逃げ出し野生化→大繁殖してしまった結果島民の人口よりも増えてしまったらしい。

 

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そうこうしているうちにホテルに着いた。

 

 

石坂浩二

 

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忘れないように割引券を提出

 

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良い意味で金田一耕助感のある素敵なお部屋!

 

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キョンの被害を免れた明日葉のお茶とお菓子

 

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「レディ―スプラン」で宿泊すると食事時にワインをもらえる

 

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魚介類がどれも旨い。

 

女ひとりで離島へ入水しに来たと思われているのだろうか、給仕の方(おばあさん)がやけに気を遣ってしょちゅう様子を見に来てくれるので、笑顔をつくって気丈さをアピールする。

 

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↑プランには大島名物の椿油グッズも付いている

 

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21時ごろお風呂に行くと他のお客さんが誰もいなかったので露天風呂を独り占めできた。ずーっと上を見上げていたら流れ星も見えた。メガネを風呂に持ち込んで飽きもせずいつまでも星を眺めていた。

 

2泊3日の旅の1日目は島のリズムに慣れず少々戸惑ったりもしたが、とりあえず次の日の三原山登山に向けて気持ちを切り替えることにした。

 

流れ星には間に合わなかったが、夜空を見つめながら切実に願っていたのは「ブログに書けるような面白ハプニングが都合よくたくさん起きますように」だったという…。

 

つづく

暇だからジャネットジャクソンに会ってきた

ブログを書かないと生活が猛スピードでだらしなくなるので更新。

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先日ジャネットジャクソンのコンサートに行ってきた

 

14年ぶりの来日

  

ジャネットを初めて知ったのは多分14年前くらい。島谷ひとみの「パピヨン」という曲がきっかけで、その元ネタの“Doesn't Really Matter”や“All For You”を聴くようになった。もしかしたらマイケルジャクソンよりも前にジャネットにハマったのかもしれない。

 

joshi-daisei.hatenablog.com

 

今回はジャネットの14年ぶりの来日公演ということで、「今行かないと一生見れないかも…」と勢いでチケットを入手した。マイケルジャクソンに会えない代わりに、という思いもある

チケットは予想していたようなサーバーダウンなどなくスムーズに取れた。

 

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もはや「ださいたま」とは言えない埼玉

 

混んでいる土曜の埼京線に乗って最寄りのさいたま新都心駅に着いたはいいが、やはり「埼玉」と「ジャネットジャクソン」という組み合わせは不思議。ちなみに来年2月にはここにマドンナも来る。埼玉が一躍ホットスポットに…

 

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会場周辺にはマイケルジャクソンの格好をした人や、ジャネットジャクソンのコスプレ(革ジャン、革パン、黒のキャップ、グローブ)をした女の人がウロウロしており、埼玉の牧歌的な雰囲気は益々どこか遠くに行ってしまったようだ。普段の埼玉を知らないので、「埼玉が牧歌的である」という決めつけがもはや間違っているのかもしれないが。埼玉のポテンシャルをわたしはまだ知らない。

 

「あこぎ」は「アコースティックギター」の略じゃない

 

さいたま新都心に着く直前に「ジャネットジャクソンのミュージアムも併設されてる」というフワッとした情報を得ていたので開演前に行ってみることに

何でもミュージアムに入場するにはコンサートチケットだけでなくCDも購入しないといけないというので思わず川平慈英みたいな声を出してしまったが、ここで躊躇するのも何なので

 

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ジャネットが実際に着用した衣装や宝石、写真の数々、マイケルジャクソンからの贈り物、トロフィーなどが展示されていた。

 

後で知ったのだが、ミュージアム入場者の中からランダムに選ばれた2名が席をアップグレードしてもらえたらしい。そんな「サプラーイズ!」なシステム初めて聞いた。これがアメリカのやり方か~

 

海外アーティストのライブは撮影OK…?

 

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開場時間になったのでついに入場。こういうちゃんとしたライブに来るのは活動休止前の宇多田ヒカルの「WILD LIFE」以来二回目。

 

「録画禁止」の札を掲げたスーツのお兄さんがウロウロしていたが、静止画撮影はOKらしい。海外アーティストは大体が静止画撮影OKで、お客さんに自由にSNS投稿してもらうことで宣伝代わりになっているようだ。

 

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自分の席に着いたら、ステージと結構近くて期待が高まる。何しろ14年ぶりの公演ということなので、VIP席のチケットを購入したのだ。前の席の人が超絶背の高い人でなければいいな…そんなことを願いながら開演まで(1時間くらい)kindleで「下町ロケット」を読みながら待った。ちなみにこのお花はジャネットからお客さんひとりひとりに配られたカーネーション。このプレゼントは日本公演だけなんだって…!優しい…そして、嬉しい…

 

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↑開演までDJがフロアをあたためている

 

人が集まって来て、どんどん不安になってくる。これ、全員立ち上がったらステージ見えなくなるんじゃ…

 

 

 

ついに開演!果たしてジャネットジャクソンの姿を見ることは出来るのか…

 

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ダメだった。

 

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あかん

 

 

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↑モニター

 

アリーナ席はステージに近いのでライブの臨場感を味わえる一方で、床に段差がないため場所によってはアーティストの姿が全く見えずスタンド席のほうがよっぽどマシという状況になる。この現象は「埋もれアリーナ」と呼ばれているらしい。

アリーナ席がそういった諸刃の剣であるということをチケット購入の数時間後に知り、PCの前で顔面蒼白になったのだが『まあ大丈夫だろう』と万に一つの望みをかけてノコノコやって来たらこのザマだ。神は死んだ。

 

2列前で激しく踊る陽気な黒人カップルの腕の間からチラッチラっとジャネットの姿は見えるが、彼女の持ち味であるバックダンサーとの「群舞」は全然確認出来なかった。死んでも死にきれない…

 

 

 

 

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というわけで…

 

次の日も来てしまった。ジャネットとの思い出を悪いものにしたくなかったのだ。「スタンド席でよく見える所お願いします」とお姉さんに伝えてチケット入手。ジャネットのライブチケットが余っているという状況は嬉しいようで悲しいが、こうしてリベンジできるチャンスがあったのはありがたい

 

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2本目のカーネーション。前日は白だったのでこの日はピンクをもらった。

 

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ステージからは遠くなったが、オペラグラスを持ってきたので安心

「群舞」もやっと確認できた。バックダンサーが全員女性…それもモヒカンや刈上げ、衣装も黒ずくめで媚び度はゼロだがそれがすごくカッコいい。「女ギャング集団」という感じ。

 

ダンサーの中でもすごく良かったのが

Taylor Hatalaさん


Run The World - Taylor Hatala | Larsen Thompson ...

↑の映像の小さいほう(右の方)。まだ11歳らしい。

 

あとはAllison Buczkowskiさん。

ジャネット目当てだったけどこの2人のファンになった。

 

もちろんジャネットも御年49歳とは思えないダンス!露出の少ない衣装は、旦那さん(大富豪)の宗教(イスラム系)のためだという噂もあるが、隠すことで逆に大人の色気を醸していた

 

何が言いたいかというと、身長150センチ台の人間は最前列じゃないならアリーナ席よりスタンド席が無難

 

会場には40代、50代のジャネットと同年代層、ダンスをやっている若い女の子たち、芸能人、外国の方、LGBTの方々など(ジャネットの2ちゃんねるはゲイの方がいっぱい)様々集まっていた。マイケルジャクソンの妹だから来た、というマイケルファンも多かった。

 

リズムネイションやコントロール、FeedbackやAll for youといったジャネットの代表的な曲を生で味わえたし、ダンサー界がすごいことになっているというのも体感できた。まだ11歳のテイラーさんを観ているとすごく眩しい気持ちになる。未来に希望が満ち溢れている彼女がとても羨ましい。もし生まれ変わったら絶対にダンサーになりたい。またはブランチリポーターふしぎ発見ミステリーハンターなら今でも望みあるかな…

 

いくつになっても、たとえ働く必要ないくらいお金持ちになってもやりたいことをやっているジャネットジャクソン氏…

「このまま何もせず老人になって死ぬのはイヤだな」

家に着く頃には萎れていたカーネーションが、水に挿した翌日こんなにも力強く開いているのを見て尚更そう感じたのだった…

 

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私を泣かせてください

いつものようにネットサーフィンをしていたら彼女に出会った

 

四の五の言わずに一度こちらの映像を見て頂きたい

 


G. F. Händel, Lascia Chio pianga. Soprano; Julia ...

 

歌手が歌が上手いのは当たり前だけど、それにしたってやけに上手いなあ、この恰幅のよいご婦人…と思って調べてみたら、なんと1989年生まれの25歳だった。

 

パッと見でオーバー30だろうと思ってしまったが、自分とあまり年が変わらないくらいの女子(と呼ぶのもおこがましい感じ)だ

 

深夜2時にひとり衝撃を受けてしまったので思わずブログに記してしまった。

 

周りでヴァイオリンを弾いている大人たちも彼女の歌声に聴き入っている様子で、真後ろの男なんか『信じられない』という顔で何度も映り込むので気が散る

 

 

ちなみに彼女が歌っているこの曲“Lascia Chio pianga(私を泣かせてください)”は映画“ANTI CHRIST”の挿入歌としても有名だが、とんでもない鬱映画なので覚悟のある者以外鑑賞することは勧めない