北九州に住む主婦のブログ(暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ)

暇を持て余した佐田清澄が欲望の赴くままにしたためています。

暇だからマンチェスターと北九州が似ている可能性を考えてみる

セミロングからショートボブに髪型を変えたあと知り合い6、7人に会ったのに、まだ誰からも「髪切った?」って言ってもらえていない悲しみの暇な女子大生です。

 

みんな、わたしのこと見えてる?わたしの声、聞こえますか…

 

新年度に入りましたが、まだ1月の終わりの出来事を書いてまーす

今年度こそタイムリーな情報をお届けできるようにがんばりまーす(白目)

 

英国旅シリーズ、ついに本編である英国編突入です

 

joshi-daisei.hatenablog.com

 

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 みんなが荷物を取り終わったあともずっとトランクが流れてこず、「まさかロストバゲージか…?」と焦るも無事にベルトコンベヤーから滑り落ちて床に放置されていた自身のトランクを見つけて戻ってきたたのっちさんと合流

 

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さすがというか何というか、ブロガーたちは早速スマートフォンWi-Fiに繋げようと必死です。なあ、せっかく英国に辿り着いたのだから、もっとマンチェスターの空気を吸ったり吐いたりして楽しもうぜ。画面の中の小さな世界なんか捨てちまえよ。

 

 

 

 

と思っていたら、みんなこの旅の宣伝用ハッシュタグ“#lovegbfinnair”をつけてせっせと仕事(ツイート)をしてたんだね。偉いよね、うんうん

 

わたしが「ツイート」しなかったのは、決して「めんどくさかったから」じゃない。俺たちは「ブロガー」なんだ。「ツイッタラー」じゃない。俺たちが「全力」を「注ぐべき」は「ブログ」なんだよ。だから「ブログ」を「公開」する「前」に「Twitter」で「ネタバレ」になるのは「ナンセンス」だと思ったんだ。「そうだろ?

 

と、やたら名言っぽく主張してみたものの、みんながどんどん英国を紹介しているのに自分だけツイートしていないのはサボっていると思われそうで恐ろしくなり2日目から普通にツイートするようになったという。

 

 我々がマンチェスターに着いたのは夜中の19時で、辺りはもう真っ暗になっていた。

 

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 すごく英国紳士っぽい運転手のおじいさんがこの日泊まるホテルまで連れて行ってくれるらしい。

 

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 ↑移動中にもMacbookairを開いて記事を書く仕事熱心なたのっちさんと、『移動中にまで仕事してるwwwwww』と笑いながらカメラを向けるだけの暇な女子大生。

 

この日のマンチェスターは「空から大量のひょうを降らせる」というあたたかい歓迎のスタイルで我々を受け入れてくれた。おかげで服がびしょびしょになったけど、『これが「愛のスコール」ってやつだな』と感動していたので全然気にならない。

 

 

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暗闇の中を延々と走っている途中、スポーツジムを見つけた。曇りガラスの向こうにランニングマシンで走っている人々の姿がうっすらと見える。『イギリス人も我々と同じように体脂肪を気にしたり、細マッチョに憧れたりするんだな。結局みんな同じ人間なのだな』と室町時代に初めて南蛮人と交流を持った長崎の人みたいな新鮮さでイギリス人を眺める。

 

空港から離れれば離れるほど外に何の明かりも見えなくなり、車内に「イギリスに来た感じが全然しねえな」という声がぼそぼそ漏れ始めた。

 

「夜中に埼玉の公道を車で走ってるのとあんまり変わらない」

「確かに千葉の景色と似てるなあ」 

 

みんなが好き勝手にそんなことを言う中、英国政府観光庁のHさんだけが押し黙っていた。Hさんは10年以上英国に留学したのち英国政府観光庁へ就職という根っからの英国好きで、「前回イギリスに『帰った』時は…」という言葉が出てくるあたり、もはや“英国人”な人なのである。埼玉や千葉と一緒にされてやや不満に思っているのかもしれない。車内が暗いのでその表情ははっきりとは見えないが、きっと犯人を崖に追い詰めてる時の片平なぎさみたいな顔をしているのだろう。

 

かくいうわたしも『工業が盛んで運河が流れていて人口も多く一時期はすごい発展を見せたがその陰でスラムが問題になっているマンチェスターって地元北九州とちょっと似ているのかな』と思ってしまったが、マンチェスターのスラムが問題になっていたのは産業革命時で、北九州は今現在もスラムの可能性がある……というようなことを色々考えてみた結果、『マンチェスターを日本の都市で例えるとしたらどこか』という何の生産性もない空論はもうやめることにした。

 

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空港から車で1~2時間はかかったのだろうか?ようやく目的地のホテルに到着。

後部座席でぐっすり寝ていた近藤あやさんを親切にも起こしてあげたら、「起こし方が乱暴」と文句を言われた。

 

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 この後お城のようなホテルで夢のようなディナーを頂くことになるのだが、旅の予定表に記された「ドレスコード有」の文字が頭から離れないのであった……