北九州に住む主婦のブログ(暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ)

暇を持て余した佐田清澄が欲望の赴くままにしたためています。

暇だから確定申告〆切日に税務署へ行ってみた

嫌なことがあった時、自分より可哀想な境遇の人を思い浮かべて『アイツよりはマシだよな』って考えると惨めな気持ちが幾分和らぐことがあるじゃないですか、その「アイツ」の役を無償で20年以上も続けている暇な女子大生ですごきげんよう。

 

お察しの通りギリギリにならないとやる気になれないダメ人間で、確定申告の時期になるといつも「やらないといけないことが直近の未来に待ち構えている」憂鬱感と「デッドラインがあるのに今自分はこんなにのんびりしている」背徳感に挟まれて興奮します

 

そもそも確定申告って

 

確定申告ってそもそも何なの?という人もいるかもしれないので珍しく親切に説明いたしますと、

「一年間のあいだに稼いだお金(収入)から、仕事をする上でかかったお金(経費=家賃とか材料費とか)を引いた金額(所得)を計算し、その割合に応じた払うべき税金額を決めるや~つ」です

 

たぶんこんな感じ。もっと詳しく知りたい人はお父さんに聞くかググれ

 

会社で働いているサラリーマンとかOLさんは会社が勝手に税を納めてくれるのでよいのですが、わたしみたいに会社で働いていないような人は自分で計算したり書類をつくったりしなければいけない、つまり一言でいうと超めんどくさいや~つなのです

 

個人事業主(フリーランスとか自営業の人)の場合は3~10万円で税理士さんが代わりに手続きしてくれるみたいなので本気でやりたくない人は税理士さんに丸投げもいいかもネ

 

俺の確定申告

 

1月某日、家のポストに税務署から「確定申告」キットが届いているのを確認。顔をしかめる。とりあえず部屋の隅に封筒のまま置く

 

1月下旬、お仕事でブロガー数人とイギリスに行く。移動中に確定申告の話題が出る。顔をしかめる。

 

2月2日、帰国。時差ボケ。とりあえず寝る。

 

2月3日、節分。時差ボケ。とりあえず寝る。

 

2月11日、建国記念日。『自分もいつか国を建ててみたい』と思う。

 

2月12日、爆笑問題の事務所「タイタン」のお笑いライブを観る。初めてビートたけしを生で拝む。

 

2月13日、マドンナのコンサートを観る。マドンナ遅刻。

 

2月14日、バレンタインデー。女友だちから電マをもらう。

 

2月16日、世間では確定申告が始まる。世間で確定申告が始まっていることにまだ気づかない。

 

2月17日、世間で確定申告が始まっていることにまだ気づかない。

 

2月20日、『そういえば今年は4年に一度の「うるう年」か』と思う。

 

2月22日、イギリスに行った時にみんなで作ったコップが焼き上がったというので英国大使館まで取りに行く。自分のコップだけ割れていることに気づく。ブロガー仲間の一人が「2月中に確定申告終わらせるつもり」と呟く。顔をしかめる。

 

2月25日、エレキコミックラーメンズ片桐仁の「エレ片コントライブ」を観る。しょうもないグッズ買う。

 

2月29日、『今日は4年に一度の「うるう年」なのだな』と思う。

 

3月1日、『原稿まだですか』と言われる。

 

3月3日、『原稿まだですか』と言われる。

 

3月5日、ウォ―キングデッドにハマる。

 

3月7日、三日間でウォーキングデッドを見終える。

 

3月8日、『確定申告。』と思う。

 

3月9日、姉の誕生日を忘れていたことにやや罪悪感を抱く

 

3月10日、『原稿まだですか』 と言われる。

 

3月11日、黙祷。

 

3月12日、井森美幸の30周年記念コンサートを観る。

 

3月13日、なぜか掃除したくなり急な大掃除。

やっと領収書をまとめ始める。

「確定申告 必着 消印有効」で検索し、確定申告は消印有効、つまり3月15日中に郵便局の窓口でハンコを押してもらえばOKだと確認する

 

3月14日、『原稿は金曜日に出します』と言う。

電マをくれた女友だちにどんなお返しをしたらいいか考える。思いつかない。

会計ソフトfreeeを立ち上げ、必要事項を記入していく。

虫歯のせいで発生した24万円という莫大な治療費が「医療費控除」というカタチで役に立つことに気づく。

国民年金や国民保険料も同様

『明日中に出せばOKなのだから』と高をくくって『羊たちの沈黙』を見始める

 23時、取引のある一社から支払調査書(確定申告に必要な書類)が届いていないことに気づく。慌てて連絡を取る。

 

3月15日、朝の3時、「始業したら経理に確認してもらいますね」と返事が来る。「支払調査書を御社まで取りに行ってもいいですか」と聞くと「さすがにそれは…」と言われる。

 

朝の9時、支払調査書がデータで送られてくる。わざわざ取りに行ったりしなくてもデータでもらえば済むのにそれを忘れていたことに驚く。

 

 12時、Twitterで「税務署」で検索してみる。「混んでる」という呟きがたくさん出てきておののく。去年も郵送だったし、今年も郵便局で済ませようと思う。

 

13時、角2封筒が見つからない

 

14時、『もう郵送やめて混んでる税務署に並んでみよう、ブログのネタになるかもしれないし』と思う。

 

15時、セブンイレブンのコピー機で出力した確定申告書をリュックに詰めて税務署へ

 

建物の外まで人が行列をつくっているのを見かける。『いるいる、自分と同じギリギリにならないとやれないダメ人間が・・・』と思う。

 

「書類提出のみの方はコチラへ」という看板を見つけ、建物の裏に回る。

 

提出のみのほうも行列が出来ているのを見かけ、『いるいる、自分と同じギリギリにならないとやれないダメ人間が・・・』と思う。

 

 列の最後尾につき、何時間待ってもいいようにdtvを立ち上げ『ハンニバル』を見始める。少しワクワクする。

 

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ふと左側を見ると、「確定申告書類提出箱」なるものが設置されていることに気づく。ビニール袋に書類をまとめて箱にポンすればよい、と書いてある。『確定申告、そんなフランクだったの?じゃあ行列に並ぶことに何の意味があるの?』と思いながらも並び続ける。

 

思いのほか早く列が進み、会場の様子が見えてくる。お堅いスーツの役人みたいな人たちが作業していると思いきや、

 

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「ダイコクドラッグ歳末セール」みたいなシャカシャカジャンパーを着た若い人たちが駆け回っている。

 

あっという間に「次のかた~」と呼ばれる。慌ててイヤホンを外し『ハンニバル』を一時停止する。

 

確定申告書と病院の領収書、年金と保険料の領収書を提出する

「還付(多めに払った税金が返ってくること)には1カ月から1カ月半かかるからもう少し待ってね」と言われる。

 

レクター博士が出てくる間もなく(多分、並び始めてから7分くらいで)確定申告が終了。

 

相談所(職員に手伝ってもらいながら書類を作るところ)の行列をジロジロ見ながら退出。

 

15時半、青空は美しく、空気はおいしく、子どもたちの笑い声が胸に心地よい。急に世界が明るくなったみたいだ。もう暗グロホラーの『ハンニバル』なんか全然観たくない。『2月頭くらいからずっと心の中に流れていたどんよりとした気持ちは全て確定申告のプレッシャーだったのかもしれない、これからはもっと早めに取り掛かろう、こまめに領収書も処理しよう』と思う。

 

16時、コメダ珈琲店に入り「あみ焼きチキンホットサンド」を注文。朝からほとんど食べていなかったこともありすごく美味しく感じる。

 

17時、ブログを立ち上げる。「暇だから確定申告〆切日に税務署へ行ってみた」とタイトルを打ち込む。

 

17時2分、『あれ、これブログのネタにならないぞ』と思う。

 

18時、金曜日に出すと言った原稿のワードを立ち上げず、『ハンニバル』を観る

 

 

暇だから社員食堂に通い詰めている

今年もm-floのcome againをエンドレスリピートしたくなる季節がやってきましたね、暇な女子大生です

 

「これからブログの更新頻度が上がるよ」と書いたそばから3週間更新していなかったのは、「ウォ―キングデッド」をシーズン1から6までイッキ見していたからではありません

 

黒い人たちに軟禁されて文章を書かされていたからです

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暇な女子大生が行く!社員食堂から始める企業研究【博報堂編】 | キャリタス就活2017

博報堂の社員食堂でVIPの気分を味わったり

 

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暇な女子大生が行く!社員食堂から始める企業研究【大和ハウス工業編】 | キャリタス就活2017

 大和ハウスでなんでダイワハウスなのか考えてみたり (↑このイラストボツになった)

 

弱小フリーランスのわたしが大企業の社員食堂でランチを頂きながらその会社の素晴らしいところをまざまざと見せつけられるとかいうさながら自傷行為に近いドМ連載です

 

まだ4回しか書いてないんだけど

暇な女子大生が行く!社員食堂から始める企業研究【ソフトバンク編】 | キャリタス就活2017

↑2回目

 

暇な女子大生が行く!社員食堂から始める企業研究【日本ヒューレット・パッカード編】 | キャリタス就活2017

↑初回

 

初回の記事ではまだ夏服を着ている辺り、わたしがどれだけ遅筆か分かるだろう

 

だから今回も黒い人たちの度重なる催促を受けながら瀕死の状態で乗り切った、そう、まさにウォ―キングデッド、、、

 

ウォ―キングデッドはダリルという超絶ワイルド系イケメンが出てくるから女性は気をつけたほうがいい。ウォ―キングデッドはホラーとかグロというよりは人間ドラマなので老若男女ハマるから何か締め切りを抱えている人はゼッタイに見ないほうがいい。有休を取って長い休みを確保してから見始めたほうがいい。特に確定申告の前なんかは絶対に見てはいけない。絶対に・・・・・・

 

 

 

 

暇だから旅行記の続き書いてみたけどまだ飛行機乗れてない

誰かに背中を押してもらわないと中々一歩を踏み出せない迷える現代人の皆さんこんにちは。

 

近藤あやさんに「はやく更新されないかなと思って毎日ブログチェックしてる」と言われ大慌てで執筆に取り掛かる暇な女子大生です

 

中々イギリスまで辿り着かない英国旅行シリーズ

がついに4回目

1月27日~2月2日までブロガー4人(近藤あや、izumin、たのっち、暇)+英国政府観光庁Hさん+フィンランド航空Tさんの計6名で英国を巡りました。その時のレポートです

 

↓前3回

joshi-daisei.hatenablog.com

 

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その日、わたしは目の前の灰色の海を眺めていた。旅の行く末秘かに暗示するグレー。見渡す限りのねずみ色が視界を支配する。どうしてコートとリュックの色を同化させる必要があったのだろうか。好きなのか、それとも信条なのか、、、?

 

心から次々に湧いてくる疑問を振り払い、これからの英国旅行に思考を集中させようとする。旅が上手くいくかは正直、人間関係にかかっている。ほぼ初対面のこの6名でうまくやっていけるのだろうか、英国の空はやはり曇っているのだろうか、彼女はなぜグレーのストールを選んだのか……動く歩道に乗ってぼんやりと前を見ているだけなのに、わたしの心はだんだん灰色に染まっていった。

 

長い長い動く歩道に揺られている途中で、「キャー」という声が上がった。

 

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振り返ると数名の空港職員さんが近藤あやさんのほうを見て騒いでいた。

近藤あやさんの出演されていたテレビ番組テラスハウス」がヤングなレディーを中心に人気だという情報は知っていたが、こうして間近でその影響力を見せつけられるとやはりテレビというものは凄いな、恐ろしいなと思わざるを得なかった。そしてこれが本物の芸能人なのだな、と今まで阿佐ヶ谷ロフトに出演するような地下芸人としかつるんだことなかったわたしはハッとさせられた。

 

あやさんはまだ彼女たちの羨望の眼差しに気づいていない。空港職員とわたしの目が合う。『あやちゃんに知らせてほしい。あやちゃんとお話したい』と目で訴えかけてくる。彼女たちが憧れの近藤あやとお喋りできるかどうかがわたしに掛かっている。「無視してやれ。このまま無視してあいつらの思いを踏みにじってやれ」という悪魔のささやきが聞こえる。

 

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あやちゃん、あの人たちがこっち見てるよ」そう告げると、近藤さんは空港職員に近寄り、フレンドリーな対応をしていた。「写真撮ってください」と言われたのか、英国政府観光庁のHさんが数枚ツーショットを撮ってあげていた。

 

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ちなみにこの後Hさんは「どこかでスカーフを落としてしまった」と大騒ぎするのだが、わたしはHさんがスカーフを落としたのはこのタイミングなんじゃないかと秘かに睨んでいる。

 

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搭乗口まで行くと、これから9時間を共にするフィンエアーの飛行機が見えた。フィンランドの人気ファッションブランド、マリメッコのシンボルマーク「ウニッコ柄」をあしらったボディ。白、紺、グリーンという色遣いがとても清潔で好感が持てる。

 

たのっちさんが、近藤さんの写真を撮ってあげていた。

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↑たのっちさん

 

暇女は撮らなくていいの?撮ってあげようか」と聞かれた。自分なんか入れたところでどうせ顔を隠すのだから写真に撮る意味なんてない。「…別にいいです」そう言いながらも何となく、自撮りをしてみた。

 

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ピンボケしていたし、機体の半分しか入っていなかった。誰にも見せないようにしようと思った。

 

英国政府観光庁のHさんがスカーフを失くしたことに気づき、「探してくる」とだけ言い残してダッシュで今来た道を戻って行った。「まもなく飛行機が出発します」みたいなアナウンスが流れている。『大丈夫かな?』的な雰囲気になる。

 

暫くして戻ってきたHさんの手にも首にもスカーフはなかった。

 

「見つからなかった……」

雨が染みたあとのコンクリートのように濃い落胆の色を見せるHさんの様子から察するに、スカーフは多分エルメスかDiorなどの高級品だったのではないかと思う。

 

「でも、きっと見つかるよ。ここは日本だもんね…!」

そう気丈に振る舞うHさんがまだ全然立ち直れてないことをひしひしと感じながら、かわいいマリメッコの飛行機に乗る。わたしと近藤さんはエコノミークラス、その他の人たちはビジネスクラスだ。

 

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ブログ読者のためにエコノミーとビジネスの比較をしようと試みる我々のことを行きも帰りもビジネスに乗るスタッフ2名とizuminさんはもっと評価すべきだなんて思わないなんて言わないよ絶対

 

 【次回】本当にやっと飛行機に乗る

 

 

P.S. ホントは今回で飛行機編の半分を終わらせるはずだったけど短くまとめる能力がなくて搭乗前までしか書けなかった。でも「書きたいポイントをまず箇条書きにしてから構成を考える」というやり方を覚えたのでこれから多分更新頻度は上がると思うからだからこれからも絶対見てね。

 

 

暇だから5年ぶりに資格を取った

2月半ばにして早くも新年に立てた目標をすっかり忘れているせわしない現代人の皆さんこんにちは。「スタンダップコメディアンになる」というざっくりとした目標をとりあえず昨日立ててみた暇な女子大生です

 

ユーキャンが運営してるサイト、「マナトピ」での汚部屋脱出企画の第3弾が公開になりました

manatopi.u-can.co.jp

 

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↑果たして整理収納アドバイザー2級は取れているのか・・・?

 

 

この企画の第2弾では自分の部屋をキレイにする様子をアップしています↓

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公開後、記事を読んだ人から「数か月後の写真も見てみたい」「暫くしたらまた汚くなるんじゃないか…?」という声がいくつも上がったのですが、最新記事の第3弾では日にちが経過した後の部屋の様子ではなく「部屋をキレイにしてよかったことランキング」をアップしています。察してください

 

manatopi.u-can.co.jp

ちなみに第4弾は美女の部屋をキレイにしに行きます。今後も注目ですね

 

 

暇だからオシャレなラウンジで上質な朝ごはんを食べてみた

 

ブログ始めてみました』という最初の自己紹介記事にはとても力を入れるのに、10記事も書かないうちに「一カ月以上更新の無いブログに表示される」広告にすぐファーストビューを奪われてしまう飽きっぽい現代人の皆さんこんにちは。

フォロワー数の多いTwitterアカウントにブログを紹介されたりしてアクセス数が急に伸びると恐ろしくなって数日間は一文字も書けなくなるブロガー歴3年の暇な女子大生です。

 

ケイゾク」という暗い雰囲気のドラマをdtvで一気に見ていたら心が徐々に落ち着いてきたのでイギリス旅行記の続きを更新しようと思いやす

 

joshi-daisei.hatenablog.com

 

【せつめい】ブログをコツコツ更新していた人畜無害な少女・暇な女子大生は縁もゆかりも思い入れもない英国政府観光庁から突然「イギリスへ行ってその旅の様子をブログに書いてほしい、とにかくイギリスへ観光に行く人を増やしてほしい」と懇願され、3人のブロガー・たのっち、izumin、近藤あやそしてスポンサーのフィンランド航空T氏、英国政府観光庁のH氏と共に英国へ一週間の旅に出ることになった。「長時間 人と一緒にいると100%ケンカになる」という理由から今まで一人旅しか経験してこなかった暇女が果たして5人の仲間と無事にミッションを終えることができるのか、はたまた異国の地にてバトルロワイヤルを始めてしまうのかを描いたヒューマン・ドラマ、サスペンスおよびスーパーナチュラルである

 

 

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その日我々は、英国のとあるオシャレなカフェでのんびりしていた。

 

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ゆったりとしたソファ、落ち着いた照明… 上質な客しかいない店内はとても静かだ。旅行だからといってせっせと観光地を巡るなんてのはもう古い。カッフェやレストランに入って現地人と同じひとときを過ごす、それがこれからのアッパー・トラベラー・スタイルなのだよワトソンくん。

 

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よくお聞き。このカッフェはなんとジュース、コーヒー、ミネラルのウォ―タ―飲み放題。

 

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お酒だって飲みほ。時間制限もなく飲みほ

 

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なんらかのスープも飲みほ。

 

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バナナやカップケーキもあるし

 

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コーンのフレークやポテトのチップスも食べほ

 

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そして焼きおにぎり

 

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森永のクッキーだって食べ放題なのだよワトソンくん。

 

なんだって?

「なぜメイドインジャパンなものばかり置いてあるのか」だって?

いい質問だ

 

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実はここは英国のとあるカッフェではなく成田空港内にあるビジネスクラス利用者限定のラウンジだ。そう、まだ我々は英国へと飛び立ってはいない。依然として日本でノロノロしていたというわけだ。旅行記の最後まで辿り着くのに一体どれだけの日数がかかるのかなんて野暮なことは考えちゃあいけないよ、ワトソンくん。

ちなみにわたしはシャーロックホームズをちゃんと見たことがないので「~だよ、ワトソンくん」という言い回し以外の情報は皆無だ

 

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関口宏風の落ち着いた初老紳士が仕事をしているすてきなラウンジ。

 

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充電できるところもたくさんあるすてきなラウンジ。

 

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マックが何台も置いてあって自由に使えるすてきなラウンジ。

 

EPOSのゴールドカードで入れるラウンジなら利用したことがある(EPOSのゴールドカードは比較的簡単に取得できる)けれども、こんなに豪華じゃなかった。ビジネスクラス利用者ってすごいんだね。やはり持つべきものは友でも助手でもなくお金なのかもしれない。「ゲスの極み」とでも言いたげな目をしているな、ワトソン。

 

ちなみに我々が今回利用するフィンランド航空の飛行機にはファーストクラスはなく、ビジネスクラスとエコノミー(とエコノミーコンフォート〈ビジネスとエコノミーの中間クラス〉)だけ。「ファーストクラスのサービスをビジネスクラスでも」がコンセプトだそうだ。楽しみ。まあわたしと近藤あやさんの2人は往きはエコノミークラスを選んだけれど(帰路はビジネスクラスを選んだ)どのような違いがあるか比べてみたい。

 

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各種雑誌や英字新聞も充実。旅の前の情報収集といきたいところだが、

 

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まずはご飯。わき目もふらずご飯。ちょっとした定食並みにご飯。

(スープ、ポテサラ、魚、酢豚、焼きおにぎり、クッキー)

 

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ちなみに近藤あやさんのご飯を彼女が離れている隙に覗いたら、

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なんかとても正しい「女子」の匂いがした。

 

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いいんだ別に。ぼ、ぼくはおにぎりが食べたかったんだな。

 

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酢豚(肉、ジャガイモ、ニンジン)だと思っていたらフルーツ(イチジク、メロン、よく分からない赤い果実)だった。

 

 

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我々の距離感を敏感に察知する近藤あやさんのブログ読者。

 

 (QANTASラウンジ。@成田空港|近藤あやオフィシャルブログ「四次元ポケット」Powered by Ameba)より

  

 

ついに飛行機に乗るというその前に一応「集合写真を撮ろう」ということになった。一枚目は普通に撮ったのだが「もっと楽しそうな感じで」と誰かが言い始め、わたしは仮面をつけていたので他の人がどんなポーズをしていたのか分からなかったがTwitterを見て初めて『あ、皆ちゃんと楽しそうなポーズ取ってたんだ…』と知り、少々の罪悪感を覚えた。

リツイートするとすぐに大学の後輩が「いいね!」を押した。先輩の姿を見て何を感じたかとても気になったが、特に聞く勇気も出ないまま搭乗口へ向かったのだった……。

 

 【次回予告】やっと飛行機に乗る

 

暇だから成田空港までセレブを見に行った

 

芸能界のざわつきに乗じて自分たちの日々の問題までうやむやにならないかなーと思っている甘えた現代人の皆さんこんにちは。

 

例の卒論騒動に乗じて気になる男性に「愛の小論文ひとつでわたしへ推薦入学できますよ?」と言ってみたら「どういう意味?」と真顔で返され黙るヒマの極み乙女です。

 

 

1月27日から一週間ほど英国に行っていました。

 

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爆発した芸術ではない、英国国旗だ

 

帰国した2月2日から3日間ほど時差ボケで泥のように眠っていたのですが、そろそろ「時差ボケで…」という言い訳も通用しなくなってくる頃だと思うのでブログを更新します

 

 

旅の始まり

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それは日暮里から成田空港まで最短36分で行ける「京成スカイライナー」にて買ったばかりのデジカメで「じっくりコトコト つぶ入りとろ~りコーン」を何枚も試し撮りし、無駄にSDカードの容量を消費していた時のことだった。朝9時40分という集合時間に遅れないよう急いで家を出たわたしは朝ごはんを食べる機会を逃していたため代わりにコーンスープでお腹を満たそうと考えたのだ。

 

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突然、後ろから「おはよう」という初老男性の声が聞こえてきた。海外の開放的な雰囲気に任せて異性に声をかけるなら分かるが、まだ空港にも着いていないうちからナンパとは、気が早くないか?

 

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初老の男性はわたしの朝ごはんの心配をしてくれた。よくよく顔を覗き込んだら、この方は今回一緒にイギリスを旅する「たのっちさん」こと田野さん(38)ではないか。声だけで何となく初老男性だと決めつけてしまった非礼を心の中で詫びる。

 

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わたしは引き続き後ろを気にしつつ車内でお化粧を開始することにした。何しろ、空港ではあの二人が待っている。

 

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izuminさん、そして

 

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近藤あやさんだ。

 

この方、打ち合わせで初めてお会いした時は『なんかやけにキレイな子がいるなー』くらいにしか思わなかったが、後でTwitterを確認してみたら

 

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過去にあのテラスハウスに出演していてフォロワーが20万人くらいいる人だった……。

 

やばい。全方位から見て勝ち目がない。

 

芸能人だったのに彼女のことを全然知らなかったのは、わたしがテラスハウスを今まで一秒も見たことなかったからだ

 

とりあえずお化粧をしつつ2人の美人と戦う準備を始めた。

 

 

 

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 そして、成田 ――――

 

 わたしと田野さんはどうやら一番乗りだったらしい。緊張しながら他のメンバーを待つ。

 

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やがて今回のスポンサーであるフィンランド航空のTさん、英国政府観光庁のHさん、ブロガー日本女子代表のizuminさんが現れた。

 

ここで衝撃の事実を知らされる。なんとわたしと近藤あやさんの座席が隣同士だというのだ。

 

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↑近藤あやさん

 

わたしはひどく狼狽した。たしかにわたしたちが今から乗るフィンランド航空の飛行機は「日本‐ヨーロッパ間を最短最速で結ぶ」が特徴で、成田空港→ヘルシンキマンチェスターまでなんと驚きの約12時間という速さで移動できるが、それにしたって約半日間を正反対の世界で生きてきた女の子と隣同士で過ごさなければならないなんて自分にとってはとても困難なことに思えた。

 

フィンランド航空のT氏が「まあ、席が他に空いてればバラバラに離すこともできるけど、どうする……?」と聞いてくれたので、「じゃあバラバラでお願いします」と力なく答えた。

 

テラハ・ガールと共通の話題がなさそうだったし、シーンとしたまま気まずく過ごすよりもお互いこのほうがよいのだ、そういう決断からだった。その時彼女が現れた。

 

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成田にニット帽&サングラス……セレブだ。

 

 

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大変だ。カッコいい。

 

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そしてわたしは気づいた。彼女がすっぴんだということに。そう、本当の美人は長時間のフライト時は化粧をせず肌を休ませる。これが美肌でいられる秘訣なのだ。せっせと小賢しい抵抗をしていた自分が恥ずかしい。

 

フィン航空のT氏が彼女に「今のところ暇な女子大生さんと近藤さんは席が隣同士なんだけど…」と声をかけている。やめろ、そんなことはやめてくれ……

 

 

近藤氏「えー、ほんと!うれしい~!」

 

えっ

 

 

T氏「どうする?席離す?さっき暇女さんは…」

 

 

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「お前さっきと言ってたことちがくない?」みたいな田野さんからの視線を左頬に感じつつ、わたしたち6人は「DEPARTURES」と書かれたゲートへと向かった。

 

よく晴れた、水曜日の朝のことだった……

 

                           続く

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このイギリス旅行記事は英国政府観光庁フィンランド航空がスポンサーの広告記事なので、たまに媚びたりするよ。よろしくネ!

 

 

暇だからイギリスに行ってきます

 

さっきまで「パソコンOK、Wi-Fiも飛んでます」がウリのオシャレなボサノヴァ系カフェにいたけどバータイムになった途端激しめのレゲエが流れヒゲを生やした若者たちが集ってきたのでコメダ珈琲に移動してきた暇な女子大生です。隣のテーブルから「あの人CM10社全部打ち切られちゃったんだって」と話す声が聞こえます

 

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栄枯

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盛衰

 

 LINE流出やアイドルグループ解散など世の中が物騒になってきたのは魔法界が再び荒れ始めているせいだと感じたので魔法の国イギリスへ調査しに行くことにしました

 

というか 

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↑英国大使館。「ミッションインポッシブル」並みにセキュリティが張り巡らされていた

 

英国政府観光庁さんに「ブログでイギリスの魅力を伝えてほしい」と言われたので行くことになりました

「東京、名古屋、大阪から最短最速でヨーロッパへ」飛べると人気急上昇中のフィンランド航空さんの飛行機に乗っていきます

 

イギリスはマイケルジャクソンが亡くなった年に一度ロンドンに行ったことがありますが

joshi-daisei.hatenablog.com

↑家に行く前にロンドンにO2アリーナを見に行った

 

その時は劇場でミュージカルを観たり大英博物館でミイラを観たりバッキンガム宮殿で小さな子どもたちに交じって衛兵の交代式を観たり(背が小さいのでスタッフのおじさんが前に呼んでくれた)蝋人形館に行ってマイケルジャクソンの人形の周りをひたすらウロウロしたりしました

 

今度の旅はロンドンだけじゃなくイギリスの色んな地域を巡ります

(「ワーナーブラザーズスタジオツアー:メイキングオブハリーポッター」にも行く予定…!!)

 

一緒に行くメンバーは

近藤あやさん(『テラスハウス』に出演されてたみたいです)

izuminさん(ブログを12年くらいやられている綺麗な女性)

たのっちさん(『たのっちのブログ』の中の人です)

 

多分近藤あやさんやizuminさんはすごくキラキラした旅のレポートをされると思うので、わたしはこのブログをいつも見ているちょっと孤独で世間に対して斜に構えるタイプのあなたにも興味を持ってもらえるような切り口でレポートしていこうと思いやす。

 

 3人ともブロガーとしてわたしより先輩なので、ブログに関する色々なことも聞いてみたいです。あと近藤あやさんにテラスハウスのことたくさん聞きたいです…