北九州に住む主婦のブログ(暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ)

暇を持て余した佐田清澄が欲望の赴くままにしたためています。

暇だからブログ3周年を祝う

こんにちは、お久しぶりです暇な女子大生です

心身が狼狽していたので約2カ月の間ブログも何もかもお休みしていました

「更新がないようだけど大丈夫ですか~」と心配のメールを送ってきてくれた方ありがとうございました

 

休んでいる間にやっていたことを発表します

 

ジムで運動(週4)

映画館に行く(週3)

村上春樹の本を読む(「職業としての小説家」)

インドカレー屋でインドカレーを食う(週5)

二子玉川へ映画の試写会に行く

甥っ子(0歳1ヶ月)の子守

お笑い芸人の追っかけ

屋形船デート

ロボットレストランデート

リアル脱出ゲームデート

眉毛を全部抜いてみた

 

休んでいた割に鼻につくラインナップですよね

てかあんまり休んでないですね 以前の3.7倍活発に動いています

 

ロボットレストランとかはもったいないのでいつかブログに書きます、、

 

 

本日でこのブログがなんと3周年を迎えたので行きつけのコメダ珈琲で自主的にお祝いをしました

f:id:aku_soshiki:20160524135016j:plain

お祝いだからといって別にケーキとかではない、ランチプレート

 

joshi-daisei.hatenablog.com

↑これ3年前に初めて書いたやつ

 

『ブログなんか書いても誰も見んし炎上とかしたら怖いし良いことなんか何もないやろ』と思いながら半ば投げやりにやっていましたが何だかんだ続けていたら春日に会えたり(VTR越し)知らない人から「応援してます」と言ってもらえたり色々なことが起きてインターネットってすごいな~と思います

 

2,3日前にDJあおいさんという謎の主婦ツイッタラーから「調子どう~?」というLINEが来たので「ブログ書くためにコメダ珈琲に来たけどサボってアメリカのリアリティーショーを観てます」と返事をしたら「サボり感覚で記事を書くようになったら全快だね~」と言われて『なるほどな』と思いました

 

f:id:aku_soshiki:20160524001025j:plain

みんなも疲れた時は野菜とかを食べて部屋をきれいにしてリフレッシュしてね

 

 

暇だからマンチェスターと北九州が似ている可能性を考えてみる

セミロングからショートボブに髪型を変えたあと知り合い6、7人に会ったのに、まだ誰からも「髪切った?」って言ってもらえていない悲しみの暇な女子大生です。

 

みんな、わたしのこと見えてる?わたしの声、聞こえますか…

 

新年度に入りましたが、まだ1月の終わりの出来事を書いてまーす

今年度こそタイムリーな情報をお届けできるようにがんばりまーす(白目)

 

英国旅シリーズ、ついに本編である英国編突入です

 

joshi-daisei.hatenablog.com

 

f:id:aku_soshiki:20160128033309j:plain

 みんなが荷物を取り終わったあともずっとトランクが流れてこず、「まさかロストバゲージか…?」と焦るも無事にベルトコンベヤーから滑り落ちて床に放置されていた自身のトランクを見つけて戻ってきたたのっちさんと合流

 

f:id:aku_soshiki:20160128033548j:plain

さすがというか何というか、ブロガーたちは早速スマートフォンWi-Fiに繋げようと必死です。なあ、せっかく英国に辿り着いたのだから、もっとマンチェスターの空気を吸ったり吐いたりして楽しもうぜ。画面の中の小さな世界なんか捨てちまえよ。

 

 

 

 

と思っていたら、みんなこの旅の宣伝用ハッシュタグ“#lovegbfinnair”をつけてせっせと仕事(ツイート)をしてたんだね。偉いよね、うんうん

 

わたしが「ツイート」しなかったのは、決して「めんどくさかったから」じゃない。俺たちは「ブロガー」なんだ。「ツイッタラー」じゃない。俺たちが「全力」を「注ぐべき」は「ブログ」なんだよ。だから「ブログ」を「公開」する「前」に「Twitter」で「ネタバレ」になるのは「ナンセンス」だと思ったんだ。「そうだろ?

 

と、やたら名言っぽく主張してみたものの、みんながどんどん英国を紹介しているのに自分だけツイートしていないのはサボっていると思われそうで恐ろしくなり2日目から普通にツイートするようになったという。

 

 我々がマンチェスターに着いたのは夜中の19時で、辺りはもう真っ暗になっていた。

 

f:id:aku_soshiki:20160401024205p:plain

 すごく英国紳士っぽい運転手のおじいさんがこの日泊まるホテルまで連れて行ってくれるらしい。

 

f:id:aku_soshiki:20160128040712j:plain

 ↑移動中にもMacbookairを開いて記事を書く仕事熱心なたのっちさんと、『移動中にまで仕事してるwwwwww』と笑いながらカメラを向けるだけの暇な女子大生。

 

この日のマンチェスターは「空から大量のひょうを降らせる」というあたたかい歓迎のスタイルで我々を受け入れてくれた。おかげで服がびしょびしょになったけど、『これが「愛のスコール」ってやつだな』と感動していたので全然気にならない。

 

 

f:id:aku_soshiki:20160128041414j:plain

暗闇の中を延々と走っている途中、スポーツジムを見つけた。曇りガラスの向こうにランニングマシンで走っている人々の姿がうっすらと見える。『イギリス人も我々と同じように体脂肪を気にしたり、細マッチョに憧れたりするんだな。結局みんな同じ人間なのだな』と室町時代に初めて南蛮人と交流を持った長崎の人みたいな新鮮さでイギリス人を眺める。

 

空港から離れれば離れるほど外に何の明かりも見えなくなり、車内に「イギリスに来た感じが全然しねえな」という声がぼそぼそ漏れ始めた。

 

「夜中に埼玉の公道を車で走ってるのとあんまり変わらない」

「確かに千葉の景色と似てるなあ」 

 

みんなが好き勝手にそんなことを言う中、英国政府観光庁のHさんだけが押し黙っていた。Hさんは10年以上英国に留学したのち英国政府観光庁へ就職という根っからの英国好きで、「前回イギリスに『帰った』時は…」という言葉が出てくるあたり、もはや“英国人”な人なのである。埼玉や千葉と一緒にされてやや不満に思っているのかもしれない。車内が暗いのでその表情ははっきりとは見えないが、きっと犯人を崖に追い詰めてる時の片平なぎさみたいな顔をしているのだろう。

 

かくいうわたしも『工業が盛んで運河が流れていて人口も多く一時期はすごい発展を見せたがその陰でスラムが問題になっているマンチェスターって地元北九州とちょっと似ているのかな』と思ってしまったが、マンチェスターのスラムが問題になっていたのは産業革命時で、北九州は今現在もスラムの可能性がある……というようなことを色々考えてみた結果、『マンチェスターを日本の都市で例えるとしたらどこか』という何の生産性もない空論はもうやめることにした。

 

f:id:aku_soshiki:20160128052444j:plain

空港から車で1~2時間はかかったのだろうか?ようやく目的地のホテルに到着。

後部座席でぐっすり寝ていた近藤あやさんを親切にも起こしてあげたら、「起こし方が乱暴」と文句を言われた。

 

f:id:aku_soshiki:20160401155348p:plain

 

 

 この後お城のようなホテルで夢のようなディナーを頂くことになるのだが、旅の予定表に記された「ドレスコード有」の文字が頭から離れないのであった……

 

 

暇だから広報じゃないのに「広報会議」に出てみた

「銭湯に毎日通っていたら経済が困窮してきた」とモデルの近藤あやさんに相談したら「スポーツジムの会員になれば月会費の値段で毎日お風呂入り放題だよ」という教えを授かったのでジムに入会して今日で一ヶ月が経つのですが、一ヶ月目にしてロッカーで自パンツを紛失しました。ロストパンツァーです。

 

ロッカー周囲を探しても無い、カウンターに届きものがないか問い合わせても知らないと言うのできっとパンツは自発的にわたしの下から離れていったのでしょう。でも卒業ってそういうものですよね。物悲しいけれども仕方がない、こちらがどれだけ『いつまでも自分の側にいてほしい』と思っていても止めることはできないもの…。寂しいけれど、時々は顔見せに帰って来てね。

 

パンロスとは全く関係ないのですが、「広報会議」という企業の広報さんがよく読んでいるらしい雑誌にインタビューが載りました

 

 

f:id:aku_soshiki:20160327214131j:plain

 広報会議2016年4月号

 

普段どういうセルフプロモーションをしているのか、文章を読んでもらうために心がけていること等など1ページ分喋っています・・・

 

 f:id:aku_soshiki:20160310232824j:plain

それにしてもインタビューの前に髪を切っておくべきだった。この髪にこのお面だと急に「膝十字固め」とか繰り出しそう。

 

f:id:aku_soshiki:20160310232756j:plain

 ちなみに誌面上で五郎丸と共演できたよ、孫に自慢できることがまた一つ増えたね。

 

それではみなさん良い年度末を。

 

 

 

 

暇だから飛行機のパイロットに“UFO見たことありますか?”と聞いてみた

いつも誰かに恋してる、万年発情期なサル目ヒト科ヒト属の皆さんこんにちは。

 

自分の中に恋が芽生えた気配を感じると誰にも知られないうちにその芽を摘み取ってしまう、種の存続に対して非協力的な暇な女子大生ですごきげんよう

 

joshi-daisei.hatenablog.com

 

サル目ヒト科ヒト属に生まれた者なら一度は「この大空に翼を広げ飛んでゆきたいよ」と思ったりしますよね。

 

今回は実際に大空に翼を広げ世界中を飛び回っている飛行機のパイロットさんへのインタビューに成功したのでその様子をご報告いたします。

 

 

1, NEGOTIATION(交渉)

 

f:id:aku_soshiki:20160127170320j:plain

 

f:id:aku_soshiki:20160127170316j:plain

9時間のフライト中、暇だったので近藤あやさんに「スーパーカップ」をキャンペーンガールっぽく持ってもらう遊びをしていた時・・・・・・またあの男が現れた。

 

f:id:aku_soshiki:20160127132223j:plain

今ならパイロットさんたちにインタビュー行けるよ

 

フィンランド航空社員のTさんである。美しい近藤あやさんのことばかり見て、わたしのほうを一瞬も見ないTさんである。

 

Tさんは普段フィンエアーで広報の仕事をしているのだが、ブロガーたちのためにパイロットへのインタビューを取り付けてくれた。コックピットへ入って運転中のパイロットさんと話をするなんて滅多にできることではない。

 

 「万が一暇女さんと近藤さんのどちらかがテロリストで、パイロットに対して急に危害を加えたりした時は全部ぼくの責任になるって言われてるから、変なことは絶対にしないでね」と念を押された。この2人をテロリストだと思う輩がどこにいるだろうか

 

f:id:aku_soshiki:20160324140748p:plain

「怪しくなんかないよ」 

 

しかし我々が勝手に想像する「悪人」のイメージは時に真犯人を見つける邪魔になることもある。テロリストは子どもの姿をしているかもしれないし、善良そうなお年寄りの場合もあるだろう、もちろん150センチしかない若い女性にだって油断は禁物だ。「悪に対抗するには、ありとあらゆる可能性を想定しておかなければいけない」と冨樫義弘の漫画に書いてあった気がする。

 

2, INITIATION (承認)

 

他の乗客が皆寝静まる中、通路を歩いて機長室の前まで来た暇女、近藤、そしてTさん。

 

f:id:aku_soshiki:20160325061654p:plain

CAさんがパイロットに「本当にコックピットに奴らを入れていいか?」と再確認している。

 

「心変わりしていないといいんだけど・・・」とTさんが不安そうな声を出す。乗客全員分の命を預かっているのだから慎重に慎重を重ねているのだろう。「やっぱり無理です」と言われても仕方ない、と覚悟を決める。

 

f:id:aku_soshiki:20160325064522p:plain

 話し合いが終わったみたいだ。果たして・・・・・・

 

f:id:aku_soshiki:20160325064534p:plain

笑顔。入って大丈夫っぽい。

 

先ほどからずっと脳内に渦巻いている『もし近藤さんがこの日のためにずっと計画を練っていた悪い奴だったら…』という嫌な考えを振り払い、中へ。

 

3, QUESTION (質問)

 

f:id:aku_soshiki:20160325141130p:plain

うわ、目盛りがいっぱい。

 

f:id:aku_soshiki:20160325141235p:plain

 「トップガン」みたいなグラサンかけてるコチラの方が機長さん。飛行機は自動操縦なので手を放していても大丈夫なんだって。

 

f:id:aku_soshiki:20160325150047p:plain

こちらが副操縦士さん。目が合った。照れる。

 「なんでも聞いていいよ」って言われる。やさしい。

 

近藤さんが何も喋らない。近藤さんが何も喋らないことがすごく不安になってきたのでインタビュー開始。

 

Q、機長歴は何年ですか

 

A、機長さんは14年、副操縦士さんは8年。

 

パイロットとか機長とか副操縦士とか色々言葉が出てきてちょっと混乱するかもしれない。わたしもこの時点ではよく理解していなかったのだが、後で調べてみたら

 

パイロット=飛行機を操縦する人、操縦士

 

機長=操縦士としての経験と訓練を積み機長昇格試験に合格している人。操縦に関する最終的な指示や判断をする人。

 

副操縦士=機長の補佐や航空管制官との通信を行ったり、経験を積むための操縦を行う人。「事業用操縦士」の資格を持っている人。

 

f:id:aku_soshiki:20160325161257p:plain

パイロットになるための訓練を始めてからは大体15年で機長になれるらしい。ただ人によってまちまちで、副操縦士になってから4年で機長になる人もいるそうだ。

 

ちなみにこういう大型旅客機は絶対に最低二人はコックピットにいなきゃいけないんだって。飛行機の中のどこかにもう一人副操縦士が待機していて交替で操縦するんだけど「副操縦士×副操縦士」という組み合わせではダメで、常時「機長×機長」または「機長×副操縦士」という体制になるように組むのだという。

 

Q、CAさんと恋に落ちることはありますか?

 

こんな質問をしていいか分からなかったけど、世間の知りたいのはこういうところかな、と思い聞いてみた。

 

A、恋愛することもあるし、結婚する人もいる。

 

わたしたちがインタビューしたお二人のパートナーはCAさんではなかったけど、結構パイロット×CAのloveは普通なんだって。夢ある。

 

f:id:aku_soshiki:20160325163637p:plain

副操縦士さんが突然「写真を撮ってあげようか」と言ってくれた。ありがたい。

 

f:id:aku_soshiki:20160127173133j:plain

てっきりキャプテンとツーショットで撮ってもらえている気でいたわたしは『思ってたんと違う』と叫びそうになったが笑顔でお礼を言って質問に戻った。近藤さんはまだ一言も喋らない。

 

4, Unidentified Flyng Object (未確認飛行物体)

 

Q、UFO見たことありますか?

 

 昔見たTV番組で「飛行機のパイロットはUFOに関する情報を一般人に漏らしてはいけない」と言ってたのを思い出して、本当に教えてもらえないんだったらそれはそれで面白いし、「ここだけの秘密」でもいいから何か情報を得られないだろうか…とダメ元で聞いてみた。

 

f:id:aku_soshiki:20160325150047p:plain

「あるよ」

 

・・・・えっ!!!普通に答えてくれた・・・?

 

f:id:aku_soshiki:20160325171903p:plain

「ぼくたちはいつもこのレーダーを見て操縦してるんだけど、ここに鳥でもない、他の飛行機でもない、よく分からない物体が現れることがあるんだ。しょっちゅうだよ」

 

なるほど、大槻教授が眉をひそめるいわゆる”UFO”かどうかは分からないが、確かに「未確認の飛行物体」は毎日のように現れるらしい。ロマンがある。都市伝説とかオカルト大好きなわたしはこの回答にすごく満足できた。一生懸命交渉&通訳してくれたTさんに感謝したい。

 

5, SOLITUDE (孤独)

 

f:id:aku_soshiki:20160127173736j:plain

 何度もお礼を言ってコックピットを出ると、休憩中だった3人目のパイロットさんがいて挨拶してくれた。すごくハンサムだ。

 

f:id:aku_soshiki:20160127173827j:plain

「かっこいい~!写真撮ってください」

 

近藤あやさんがさっきとは打って変わってノリノリでパイロットさんと交流している。先ほどあんまり喋っていなかったのは近藤さんが何かの計画を遂行する機会を窺っていたからではなく、その場に好みの男性がいなかったからかもしれない。

 

このハンサムパイロットもかわいい女子にモテて嬉しそうにしていたのでわたしは奥に引っ込んだ。CAさんが「あなたも写真撮らなくていいの?」みたいな顔をしてコチラを見てくるので思わず顔をそむける。代わりに「あの…女性のパイロットっていないんですか?」と尋ねてみると、「女性もいるわよ。わたしたちにとってとてもハッピーなことよね」と答えてくれた。

 

「本当にそうですね」とCAさんとニッコリしたら、なんかほっこりした。ハンサムパイロットとツーショットとかもうどうでもいい。

 

f:id:aku_soshiki:20160127201648j:plain

「女パイロットか・・・いいな」 

 

窓の外の景色を眺めながら女パイロットとして活躍する自分の姿を想像してみた。かっこいい。モテそう。

 

この後も飛行機は順調にフライトを続け、無事に英国マンチェスターの地に着陸し、ブロガーズトリップが始まる。

 

旅から帰ってきて約2カ月が経つのにブログの中のわたしはまだ英国に辿り着いてもいないこと、そしてパイロットを養成する航空大学校の入学条件が「身長158センチ以上」であることを、この時のわたしは、まだ知らない。

 

 

 次回→安心してください、とうとう英国ですよ

暇だから僕と彼女の共通点を考えてみた

joshi-daisei.hatenablog.com

 

アレジオンごときでは治まりきらない地獄の鼻炎を持つ女・暇な女子大生です。

アレルギー性鼻炎ってきっと前世で悪事を働いたことによる呪いなんでしょうね。

「花粉症で30秒に一度鼻をかんでいる」ということをブログを書けない新たな言い訳にできるなあと思いつつ、先ほど購入したパブロン鼻炎カプセルを服用したらやや鼻水が落ち着いてきたので英国旅の続きを更新したいと思います

 

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

 

f:id:aku_soshiki:20160127114913j:plain

英国旅の様子を素敵にレポートするという使命を担ったブロガー4人は、日本から英国まで乗換時間含め12時間で辿り着けるフィンエアーの飛行機に搭乗した。

 

スポンサーである英国政府観光庁Hさん、フィンランド航空Tさん、ラグジュアリー系ブロガーのizuminさん、サラリーマンブロガーのたのっちさんはビジネスクラス

 

庶民派のわたしと若い女性から絶大な支持を得る近藤あやさんはエコノミー・コンフォートというクラスだ。

 

f:id:aku_soshiki:20160226190234p:plain

↑エコノミークラス前方に設けられたエコノミーコンフォートは、従来のエコノミーより足元が8~13センチ広いという。

 

f:id:aku_soshiki:20160226191417p:plain

この時乗った飛行機は座席が2列、4列、2列で構成されているタイプだったので、トイレなどに行くとき比較的出やすい。

 

7年前に初めて海外に行った時は窓側の席だったのだが隣に欧米の女性が2人座っていてトイレに行くのに大変難儀したことを覚えている(“Excuse me”といって通路側に出るのが億劫だったのでトイレに行かなくていいように水を飲むのを我慢していたら結局気分が悪くなった)。

 

今回は隣も知っている人だし安心。

f:id:aku_soshiki:20160127133505j:plain

↑隣に座る近藤あやさん

 

しかし別の心配が頭をもたげてきた。

 

12時間も何を話したらいいのだろう・・・

 

f:id:aku_soshiki:20160127130507j:plain

↑CAさんと英語で色々話し、フィンランドのビールを頼む近藤さん。

 

f:id:aku_soshiki:20160127130445j:plain

↑緊張でエビアンのペットボトルがあるのに更に水を追加注文してしまうわたし。

 

f:id:aku_soshiki:20160127132955j:plain

何を話したらいいのか分からないのでこの旅のために買ったデジタルカメラでおかきを異常にキレイに撮ったりして時間を稼ぐ。

 

 

 

 「あのね、みんなにね、『暇女とあやは正反対だからすごく違った記事になるだろうね』って言われてるんだ~」

 

近藤さんが無邪気にそう言った。

 

f:id:aku_soshiki:20160320180541p:plain

近藤あやさん

 

職業:モデル

身長:150センチ

友達:多い

性格:サバサバ・明るい

趣味:ダイビング

テラスハウスメンバー

 

f:id:aku_soshiki:20160320180811p:plain

暇な女子大生

 

職業:特にない

身長:150センチ

友達:パソコン

性格:ネチネチ・闇

趣味:お笑いラジオ

ハガキ職人

 

確かに見た目にちょっとした違いはあるものの、身長は近藤さんと同じ150センチだし、お笑いラジオの話をしている時だけはすごく明るい自分になれるし、たまに自撮りをアップすることもあるからざっくり言えばモデルだし、たまに元テラスハウスメンバーなんじゃないかと感じる時もあるので正反対は言い過ぎだと思う。

 

近藤さんから教えてもらった「暇女とあやは正反対だよね」と言った人たち(6人くらい)の名前を心のメモ帳にしっかり書き込んだ。

 

それから、近藤さんはテラスハウスの裏話モデルのお仕事のこと、彼女がプロデュ―スしているセブ島留学のこと、ルーツであるフィリピンへの旅行や過去のロマンスなどを話してくれた。

 

彼女の無邪気な雰囲気にだんだん気持ちがリラックスしてきて、わたしも自宅の風呂場の排水溝が詰まっていて風呂に入るのが億劫なので銭湯に通っているがお金がかかって困っていること彼女がいるのに風俗に行く元彼のことなどを打ち明けた。

 

 そうしているうちに何だか楽しくなってきて、すごく仲良しになれる気がしてきた。

 

f:id:aku_soshiki:20160320194416p:plain

ビーフ(近藤さんが食べた)

 

f:id:aku_soshiki:20160127134228j:plain

↑フィッシュ(お魚だいすき暇女が食べた)

 

機内食もすごく美味しく感じてきた。

 

f:id:aku_soshiki:20160127121406j:plain

 彼女のためにゴープロで飛行機が離陸する様子を撮ってあげるのも全然苦にならない。

 

f:id:aku_soshiki:20160127131459j:plain

わたしが撮っていた良い感じの構図の写真を見て、彼女が「あやもこの写真真似していい?」って聞いてきたけど全然気にならない。一瞬で了承。

 

f:id:aku_soshiki:20160127132223j:plain

あとでパイロットのいる操縦室に連れてってあげるよ」と教えに来てくれたスポンサーのTさんのことも『いま近藤さんとの話が盛り上がっていたのに…』と感じるほど。最初に会った時から感じていたけどTさんとフィンエアーのイメージが全然合わない。近藤さんと大した違いはないはずのわたしのほうを一瞬も見ずにずっと近藤さんのことを見つめているTさん。

 

すごく気が合う2人でも、どうしても分かり合えないことがある。

 

f:id:aku_soshiki:20160127132808j:plain

「あや、この映画すごい好きー!」

 

f:id:aku_soshiki:20160127132918j:plain

アン・ハサウェイがイチャイチャしてる感じの映画だった。

「それなんていう映画?」と聞くと

 

「え、『マイ・インターン』だよ!?『マイ・インターン』観たことないとか、今までどの世界で生きてきたの?」

 

とすごく驚かれてしまった。本当に、わたしはいったい今までどの世界で生きてきたんだろう。

 

彼女が生きてきた世界を理解したくて『マイ・インターン』を観てみたが、全面に漂う「こなれ感」みたいなものにイマイチ入り込めないままいつの間にか眠ってしまっていた。

 

f:id:aku_soshiki:20160127153942j:plain

↑エコノミー・コンフォートの特典であるノイズキャンセリングヘッドフォンで眠りに落ちる近藤氏。

 

目覚めると彼女もまた眠っていてすごく暇だったので、「あや、この映画はちょっと期待外れだったかも…難しくてよく分からなかった…」と言っていた『オデッセイ』を観てみた。

 

f:id:aku_soshiki:20160127210130j:plain

f:id:aku_soshiki:20160320210955p:plain

 

 

 

 

次回→パイロットに「UFO見たことありますか」と聞いてみた

暇だから確定申告〆切日に税務署へ行ってみた

嫌なことがあった時、自分より可哀想な境遇の人を思い浮かべて『アイツよりはマシだよな』って考えると惨めな気持ちが幾分和らぐことがあるじゃないですか、その「アイツ」の役を無償で20年以上も続けている暇な女子大生ですごきげんよう。

 

お察しの通りギリギリにならないとやる気になれないダメ人間で、確定申告の時期になるといつも「やらないといけないことが直近の未来に待ち構えている」憂鬱感と「デッドラインがあるのに今自分はこんなにのんびりしている」背徳感に挟まれて興奮します

 

そもそも確定申告って

 

確定申告ってそもそも何なの?という人もいるかもしれないので珍しく親切に説明いたしますと、

「一年間のあいだに稼いだお金(収入)から、仕事をする上でかかったお金(経費=家賃とか材料費とか)を引いた金額(所得)を計算し、その割合に応じた払うべき税金額を決めるや~つ」です

 

たぶんこんな感じ。もっと詳しく知りたい人はお父さんに聞くかググれ

 

会社で働いているサラリーマンとかOLさんは会社が勝手に税を納めてくれるのでよいのですが、わたしみたいに会社で働いていないような人は自分で計算したり書類をつくったりしなければいけない、つまり一言でいうと超めんどくさいや~つなのです

 

個人事業主(フリーランスとか自営業の人)の場合は3~10万円で税理士さんが代わりに手続きしてくれるみたいなので本気でやりたくない人は税理士さんに丸投げもいいかもネ

 

俺の確定申告

 

1月某日、家のポストに税務署から「確定申告」キットが届いているのを確認。顔をしかめる。とりあえず部屋の隅に封筒のまま置く

 

1月下旬、お仕事でブロガー数人とイギリスに行く。移動中に確定申告の話題が出る。顔をしかめる。

 

2月2日、帰国。時差ボケ。とりあえず寝る。

 

2月3日、節分。時差ボケ。とりあえず寝る。

 

2月11日、建国記念日。『自分もいつか国を建ててみたい』と思う。

 

2月12日、爆笑問題の事務所「タイタン」のお笑いライブを観る。初めてビートたけしを生で拝む。

 

2月13日、マドンナのコンサートを観る。マドンナ遅刻。

 

2月14日、バレンタインデー。女友だちから電マをもらう。

 

2月16日、世間では確定申告が始まる。世間で確定申告が始まっていることにまだ気づかない。

 

2月17日、世間で確定申告が始まっていることにまだ気づかない。

 

2月20日、『そういえば今年は4年に一度の「うるう年」か』と思う。

 

2月22日、イギリスに行った時にみんなで作ったコップが焼き上がったというので英国大使館まで取りに行く。自分のコップだけ割れていることに気づく。ブロガー仲間の一人が「2月中に確定申告終わらせるつもり」と呟く。顔をしかめる。

 

2月25日、エレキコミックラーメンズ片桐仁の「エレ片コントライブ」を観る。しょうもないグッズ買う。

 

2月29日、『今日は4年に一度の「うるう年」なのだな』と思う。

 

3月1日、『原稿まだですか』と言われる。

 

3月3日、『原稿まだですか』と言われる。

 

3月5日、ウォ―キングデッドにハマる。

 

3月7日、三日間でウォーキングデッドを見終える。

 

3月8日、『確定申告。』と思う。

 

3月9日、姉の誕生日を忘れていたことにやや罪悪感を抱く

 

3月10日、『原稿まだですか』 と言われる。

 

3月11日、黙祷。

 

3月12日、井森美幸の30周年記念コンサートを観る。

 

3月13日、なぜか掃除したくなり急な大掃除。

やっと領収書をまとめ始める。

「確定申告 必着 消印有効」で検索し、確定申告は消印有効、つまり3月15日中に郵便局の窓口でハンコを押してもらえばOKだと確認する

 

3月14日、『原稿は金曜日に出します』と言う。

電マをくれた女友だちにどんなお返しをしたらいいか考える。思いつかない。

会計ソフトfreeeを立ち上げ、必要事項を記入していく。

虫歯のせいで発生した24万円という莫大な治療費が「医療費控除」というカタチで役に立つことに気づく。

国民年金や国民保険料も同様

『明日中に出せばOKなのだから』と高をくくって『羊たちの沈黙』を見始める

 23時、取引のある一社から支払調査書(確定申告に必要な書類)が届いていないことに気づく。慌てて連絡を取る。

 

3月15日、朝の3時、「始業したら経理に確認してもらいますね」と返事が来る。「支払調査書を御社まで取りに行ってもいいですか」と聞くと「さすがにそれは…」と言われる。

 

朝の9時、支払調査書がデータで送られてくる。わざわざ取りに行ったりしなくてもデータでもらえば済むのにそれを忘れていたことに驚く。

 

 12時、Twitterで「税務署」で検索してみる。「混んでる」という呟きがたくさん出てきておののく。去年も郵送だったし、今年も郵便局で済ませようと思う。

 

13時、角2封筒が見つからない

 

14時、『もう郵送やめて混んでる税務署に並んでみよう、ブログのネタになるかもしれないし』と思う。

 

15時、セブンイレブンのコピー機で出力した確定申告書をリュックに詰めて税務署へ

 

建物の外まで人が行列をつくっているのを見かける。『いるいる、自分と同じギリギリにならないとやれないダメ人間が・・・』と思う。

 

「書類提出のみの方はコチラへ」という看板を見つけ、建物の裏に回る。

 

提出のみのほうも行列が出来ているのを見かけ、『いるいる、自分と同じギリギリにならないとやれないダメ人間が・・・』と思う。

 

 列の最後尾につき、何時間待ってもいいようにdtvを立ち上げ『ハンニバル』を見始める。少しワクワクする。

 

f:id:aku_soshiki:20160316213056p:plain

ふと左側を見ると、「確定申告書類提出箱」なるものが設置されていることに気づく。ビニール袋に書類をまとめて箱にポンすればよい、と書いてある。『確定申告、そんなフランクだったの?じゃあ行列に並ぶことに何の意味があるの?』と思いながらも並び続ける。

 

思いのほか早く列が進み、会場の様子が見えてくる。お堅いスーツの役人みたいな人たちが作業していると思いきや、

 

f:id:aku_soshiki:20160316213944p:plain

「ダイコクドラッグ歳末セール」みたいなシャカシャカジャンパーを着た若い人たちが駆け回っている。

 

あっという間に「次のかた~」と呼ばれる。慌ててイヤホンを外し『ハンニバル』を一時停止する。

 

確定申告書と病院の領収書、年金と保険料の領収書を提出する

「還付(多めに払った税金が返ってくること)には1カ月から1カ月半かかるからもう少し待ってね」と言われる。

 

レクター博士が出てくる間もなく(多分、並び始めてから7分くらいで)確定申告が終了。

 

相談所(職員に手伝ってもらいながら書類を作るところ)の行列をジロジロ見ながら退出。

 

15時半、青空は美しく、空気はおいしく、子どもたちの笑い声が胸に心地よい。急に世界が明るくなったみたいだ。もう暗グロホラーの『ハンニバル』なんか全然観たくない。『2月頭くらいからずっと心の中に流れていたどんよりとした気持ちは全て確定申告のプレッシャーだったのかもしれない、これからはもっと早めに取り掛かろう、こまめに領収書も処理しよう』と思う。

 

16時、コメダ珈琲店に入り「あみ焼きチキンホットサンド」を注文。朝からほとんど食べていなかったこともありすごく美味しく感じる。

 

17時、ブログを立ち上げる。「暇だから確定申告〆切日に税務署へ行ってみた」とタイトルを打ち込む。

 

17時2分、『あれ、これブログのネタにならないぞ』と思う。

 

18時、金曜日に出すと言った原稿のワードを立ち上げず、『ハンニバル』を観る

 

 

暇だから社員食堂に通い詰めている

今年もm-floのcome againをエンドレスリピートしたくなる季節がやってきましたね、暇な女子大生です

 

「これからブログの更新頻度が上がるよ」と書いたそばから3週間更新していなかったのは、「ウォ―キングデッド」をシーズン1から6までイッキ見していたからではありません

 

黒い人たちに軟禁されて文章を書かされていたからです

f:id:aku_soshiki:20160315194646p:plain

 

 

f:id:aku_soshiki:20151217085739j:plain

暇な女子大生が行く!社員食堂から始める企業研究【博報堂編】 | キャリタス就活2017

博報堂の社員食堂でVIPの気分を味わったり

 

f:id:aku_soshiki:20160107203339j:plain

暇な女子大生が行く!社員食堂から始める企業研究【大和ハウス工業編】 | キャリタス就活2017

 大和ハウスでなんでダイワハウスなのか考えてみたり (↑このイラストボツになった)

 

弱小フリーランスのわたしが大企業の社員食堂でランチを頂きながらその会社の素晴らしいところをまざまざと見せつけられるとかいうさながら自傷行為に近いドМ連載です

 

まだ4回しか書いてないんだけど

暇な女子大生が行く!社員食堂から始める企業研究【ソフトバンク編】 | キャリタス就活2017

↑2回目

 

暇な女子大生が行く!社員食堂から始める企業研究【日本ヒューレット・パッカード編】 | キャリタス就活2017

↑初回

 

初回の記事ではまだ夏服を着ている辺り、わたしがどれだけ遅筆か分かるだろう

 

だから今回も黒い人たちの度重なる催促を受けながら瀕死の状態で乗り切った、そう、まさにウォ―キングデッド、、、

 

ウォ―キングデッドはダリルという超絶ワイルド系イケメンが出てくるから女性は気をつけたほうがいい。ウォ―キングデッドはホラーとかグロというよりは人間ドラマなので老若男女ハマるから何か締め切りを抱えている人はゼッタイに見ないほうがいい。有休を取って長い休みを確保してから見始めたほうがいい。特に確定申告の前なんかは絶対に見てはいけない。絶対に・・・・・・