暇だから新宿「思い出横丁」で見知らぬ男女と酒を酌み交わす

4月24日― 米国からの賓客で物々しかった東京も、夜になればまたいつもの猥雑さを取り戻す… 私はその日、新宿の街の夜気に晒されながら独り鼻歌を口ずさんでいた。 もう寒くはなくまだ暑くはない4月の終わり・・・様々な目的を持って歩く様々な人間たちが行き交う光景をただぼんやりと眺めているのは気持ちがいい。 何とは…