いつものように世の中を悲観していた木曜日の朝、一通のメールが届いた。
津田塾大学というのは、日本エレキテル連合の朱美ちゃんコントのおかげですっかり有名になった…かと思いきやそうでもない小平市(一応東京)という場所にある私立の女子大学である。
↑エレキテル連合のライブで買ったモバイルバッテリー
↑ブルーベリーが名産品な小平市
「学校帰りに原宿で遊ぶ」が実現できる青山学院大学の学生や、「池袋」という最強のエリアを庭にしている立教大学の学生に対して、一番身近な都会が「国分寺」である津田塾生にとっては新宿に出掛けるだけでも休日の一大イベントになる(最寄りの駅から電車で最低40分)。
周りに刺激となるものが何も無いので常に己の『退屈』とか『暇』とかいう感情と戦っている塾生たちは、あるとき開き直って周囲にある「森」や「山」などの自然を愛し始めたり、そうかと思えば急に日本を飛び出して外国へ行ったりする。
「何もないところから何かを生み出す、何かを見出す力」や、「内にこもらず外に飛び出していく力」を塾生に与えたのは、小平市という土地柄のおかげなのかもしれない(推察)
津田塾大学から300mの距離にあるアパートメントに居を構え、毎日毎日学校と家とを往復し、都会は怖いので滅多に出て行かず、たまに奥多摩の山に登るという生活を4年間続けていたわたしはある時自分の生活の刺激の無さに嫌気がさした。その結果生まれたのがこの「暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ」なのである(多分)
津田塾大学を5年間かけて卒業したわたし(就職留年)
ちなみに母校の先輩には字幕翻訳家の戸田奈津子さんやDeNA創始者の南場智子さんなどいらっしゃるが、彼女たちもこの小平市で『めっちゃ暇やな・・・』と感じる期間があったから現在の活躍があるのだと思う(適当)
「講演してくれませんか」というメールを見ても、『びっくり』とか『意外』だとは思わなかった。『やっと来たな』と思った
一年前に朝日新聞のインタビューを受けた時、初めて出身大学を明かしたのだが、これは全て母校へのアピールのためである。「わたしはあなたたちとコンタクトを取りたいと思っています」という遠回しのアピールだ。
↑朝日新聞の記事より抜粋
フラれるのが怖いので自分からは告白しない。相手がアプローチしてくるのをじっと待つ。恋愛でも仕事においても、ズルい女なのである。()
ただ、このブログは下ネタなども多いので『怒られるか受け入れられるか、イチかバチかやな、、』と思っていた。
なので今回(少なくとも一部の学生からは)受け入れられていると分かって嬉しかった。嬉しかったのでとりあえずフェイスブックでめちゃくちゃ自慢した
そしてまあまあ(5日間くらい)もったいぶった後に「あ、じゃあやります、、」と返事を出した。そして、より円滑な連絡を取るためにメールをくれた方にLINEのIDを教えた。
~トラウマ~
その企画とやらは数人のグループで行われているらしく、「他の仲間たちも入れたグループLINEにしますね」と言われ狼狽した。グループLINEにはトラウマがある。
↑トラウマ
「グループLINE苦手だからちょっとイヤです、、」とは言えないままあっという間にグループに加入させられ、あっという間に過去のトラウマが蘇ってきた。
わたし以外の4人のうち二人は確実に「既読」なのに45分間も反応が無い。とても不安になって落ち着かないのでフェイスブックに「後輩がLINEを返してくれない」と投稿し、気を紛らわそうとした。 Twitterにもブログにも書けないような愚痴は大体フェイスブックに投稿する。
返事が来たのは70分後だった。『こいつホントに暇なんやな』と思われることなど意に介さず間髪を入れずに返信した。ひょうきんなスタンプを押してみたけど、ちょっと泣いてた。
~後輩たちに伝えたいこと~
講演では大体就活とか仕事とか、学生が超気になっているリアルなことを話す予定です。昨日大学に行って打ち合わせしたんだけど、これ以外にも色々とみんなの将来に役立ちそうなことを話します。「LINEがすぐ返ってこないとイラつくようなダメな社会人もいる」とか「◎◎という職業には性格の悪い人が多い」とかなんかそういうことも話したいです、、あと、どんな質問にも出来る限り答えます
グループの皆さんがポスターを作ってくれました。わーい
色使い好き。学内の掲示板に貼るらしいから探してみてね。
~見に来れる人~
日時→7月6日(水)14:40~16:10
本館→H201
ちなみに津田塾大学に在籍している人ならどんな方でも見に来れます。予約いりません。1年生でも5年生でも8年生でも院生でも大丈夫です。教授も職員も来てください。残さず来てください。外部の方は来ちゃダメみたいです(すみません)
~今ではとても仲良しです~
「津田塾大学の非常勤講師になる(『女性学』とか)」という夢に近づくためにもこの講演を良いものにしたいし頑張るのでみんなもこぞって来てね。
ていうかわたし母校のこと死ぬほど好きだし「大金持ちになったら2億くらい寄付しよう」って思ってるしみんなに超活躍してほしいからマジで伝えたいことを伝えます!
乞うご期待。