北九州に住む主婦のブログ(暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ)

暇を持て余した佐田清澄が欲望の赴くままにしたためています。

暇だから悩み相談に乗ってみた(貧乳な女子大生)

 

電車で隣に座ってきたおじさんが汗臭いと『もしや自分も汗臭いのではないか』と心配になってしまうナイーブな社会人の皆さまこんにちは。

 

「『可愛い可愛い』って言われてるけど実際見てみるとそうでもないね」って言われてしまう暇な女子大生です。

 

 

 

ニッポン放送の「テレフォン人生相談」に憧れて

「人生相談始めます」と呼びかけてみたらメールアドレス(sada.kiyosumi@gmail.com)に20件ほどの相談がきました。ありがとうございます。

 

今回は若い女性から寄せられたこんなお悩みを紹介します。

 

 

 

ペンネーム:夢みるAカップ
21歳 大学生 女 
悩み:貧乳が悩みです。
ブログでメイド服を着た暇女さんの胸元を見て、失礼ながら暇女さんならわかってもらえる…!と思い相談させていただきます。
私以外の家族全員、背が低く肉付きのいい体型です。言い方を変えればチビデブです。
私は低体重で生まれたこともあってか、身長は低いですが痩せ気味です。しかし手首や足首、デコルテなど見えるところは痩せていますが、二の腕は振ると揺れるし太ももとお尻は繋がっていて、体育座りすると腹の肉がつっかえる締まりのない身体です。
本題に入りますが、胸がないのです。A寄りのB65です。
友人にはもっと肉つけた方がいいよ、胸も大きくなるし、とよく言われるのですが、四肢の付け根は十分肉がついてるし、何より太っている母も妹も胸がないのです。太っているのに。なんのために太っているのか。
もし太ってもただの貧乳デブ(しかもチビ)になるのが怖いですし、私が目に見えて太れば家族全員がチビデブになってしまいます。
かといって胸がないのはとてもコンプレックスです。以前付き合った人にまるで道路に小石が転がってるみたいだったと言われていたのを最近聞いてショックを受けました。(乳首は黒くないので小石という表現は不満でした)
それ以外にも、パ●ズリをしてほしいと要望されても挟む胸がないので出来なくて喧嘩になったことがあります。
暇女さん、貧乳の私はどうすればいいのでしょうか?
アドバイスお願いします。

 <原文ママ

 

 

夢みるAカップさん、お便りありがとうございます。

 

貧乳で悩んでいる女性は多いようですね。「A寄りのB65」…奇しくも夢みるAカップさんと私は胸のサイズが一緒です。しかし私は貧乳で悩んだことはありません。

 

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1、その乳、本当に必要ですか?

2、貧乳はオイシイ

3、需要と供給が釣り合った恋愛を

4、巨乳だからモテる、は間違い

5、男性に振り回される人生はやめよう

 

 

 

 

1.その乳、本当に必要ですか?

 

乳というのは本来「赤子に母乳を与える」という機能しかなく、その他の時はただなんとなくぶら下がっているだけで特に役には立ちません。乳が小さかろうが大きかろうが母乳は出るし普通に生きていけます。

 

「貧乳が嫌だ」という女性たちの声を聴いていると、「友達に『貧乳』とからかわれるから」「彼氏に不満を言われる」「巨乳の方がモテそうだから」など様々な理由を口にします。しかしどれもこれも「他人ありき」の理由ですよね。もし日本が貧乳を礼賛する社会だったら貴女は悩んだりしないのではないでしょうか。

 

 

2.貧乳はオイシイ

 

「周りの人から『貧乳』とイジられてしまう」問題ですが、全く気にする必要はありません。これは一種のコミュニケーションなので、からかわれているのはあなたが愛すべき存在であるという証拠です。もしも貴女が巨乳であった場合、貧乳イジリと同じように「巨乳だね」と言ったりすれば面白いというよりは何かいやらしいニュアンスになってしまい気まずくなる可能性があります。「貧乳」という要素は「笑いに昇華できる」という観点から見ればとてもオイシイのです。

 

また、私はここ一か月ほど雨の日も風の日も人に会うときもノー●ラですがバレません(あるいはバレているのかもしれないけれど気にしない)。貧乳だとノーブ●でも大してバレることがなく、かつ垂れる心配がありません。

 

 

3.需要と供給が釣り合った恋愛を

 

以前付き合っていた男性がもし本気で貴女にパ●ズリを要求していたとしたら、それは赤子に対して「フレミングの法則がどういうものか説明してみろ」と言っているのと同じです。到底無理な要求をしているのは彼の方であり、夢みるAカップさんには何の非もありません。大きな胸の女性が好きなら最初からそういった女性を彼女にすればよかっただけの話であり、また夢みるAカップさんも小さな胸を好む男性と付き合えばいいのです。「巨乳なんか好きじゃない」「小さい胸の方がすき」という男性はたくさんいます。「胸がないと幸せになれない」というのは貴女の思い込みかもしれません。

 

 

 

4.巨乳だからモテる、は間違い

 

大きな胸はやはり男性の目を惹きつけるようではありますが、=「好き」だとか「彼女にしたい」に必ずしも結びつくわけではありません。「やりたい」と思われたければ胸は分かりやすい武器になるでしょう。

私の知り合いのモテる女たちは小さい胸の女が多いです。「大きな胸」という視覚的に強力な武器がない分、小悪魔的恋愛スキルを身に着けて男性を次々と落としているようです。「胸はあるけど中身は空っぽ」よりも「胸は小さいが話すと楽しい」女性の方が充実した人生を送れる気がします。

 

 

5.男性に振り回される人生はやめよう

 

「胸がないと愛されない」「貧乳の私は幸せになれない」というのはまるで「男性に愛されない限り女は幸せになれない」と言っているのと同じです。確かに異性に愛されることは幸せの一要素ではありますが、あまりにもそこに重きを置くのは精神衛生上よくありません。「他人によってもたらされる幸福」なんかに期待せず、自分の幸せを自分で創り出せる女性になりましょう。

 

 例えば、私は夢みるAカップさんから届いたメールを読んでいて「文章がとても面白い」と思いました。

自分の家族を「チビデブ」と言いきってしまう潔さや、「本題に入りますが、胸がないのです」という大胆な導入の仕方。

「母も妹も胸がないのです。太っているのに。なんのために太っているのか。」と繰り返すことや「ブログでメイド服を着た暇女さんの胸元を見て」貧乳の悩み相談を持ち掛けようと思ったというちょっと失礼な前置きなど、全体的に見て「文章の才能がある」と感じます。

 

なのでこれからは「胸の小さな自分」ではなく「文章が面白い自分」を軸にして生きてみるのはいかがでしょうか。ついでにブログを開設して大勢の人に文章を褒めてもらいましょう。小さい胸のことなんか忘れるくらい大きな自信に繋がるはずです。

 

外見のように移り変わりの激しいものに振り回されるよりも、「文章の才能」という一生大事に出来る自信を持つことが夢みるAカップさんの人生をより輝かせてくれることと思います。