北九州に住む主婦のブログ(暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ)

暇を持て余した佐田清澄が欲望の赴くままにしたためています。

暇だから登録してない授業に飛び込みで出席してみた

こんばんは。暇な女子大生です。

 

金曜日は全く授業を入れておらず暇だったのですが、「そうだ、授業に出よう」と急遽思い立ち、部屋の隅に放っておいた時間割をめくってみました。

 

ちょうどあと7分後から文学の授業が始まることを知り、急いで部屋着から外に出るための服に着替えます。

 

自転車を走らせ学校に到着したのが授業開始から10分経ったころでした。教室のドアをおそるおそる開けると・・・い、いない!?教授も学生も人っ子一人いない。神隠しか!?

 

なんのことはない、教室変更があったのでした。やっとみんながいる大教室へ入れたのは開始から15分後。後ろのほうの席は混み混みなのに何故か前方はガラガラでした。

 

ガラガラな前の席に着席。文学論ときいて村上春樹やら夏目漱石やらのお話が聞けるとわくわくしていたのですが、その日の主題はどうやら解体新書。

 

なじみのないドイツ語や漢文なんかが出てきてむ、むずかし~い・・・・。

 

突然先生がこちらへマイクを持って近づいてきます。「日本に初めて流入してきた翻訳物は何だと思う?」

この先生、学生に意見を言わせるタイプの教授だったのか~

だから学生はみんな、当てられないように後方の席に集中していたのね(笑)

 

初めて出席した授業で意見を求められる私。「聖書だと思います」と一応答えましたが、どうやら正解だったようでほっとします。

 

ところでこの教授、ぴたっとした黒Tにタイトなパンツ、スマートに見えるオシャレメガネにオーディエンス(学生)を巻き込むタイプの話法・・・もしかしてスティーブジョブスを意識しているのだろうか。

 

英語の発音は完璧どころか、ドイツ語もすらすらと読めるようで(学生に披露したいのだろうか)・・・日本語の発音さえ外国語に聞こえてくるよ。

 

「ドイツ語の書物をまず漢文に訳して、そこから日本語に訳すというプロセスが僕は面白いと思う」としきりに語っていましたが、先生の思いに共感する学生が果たしてこの教室に何人いるのか確かめてみたいところです。ちらっと後ろの方を見てみても眠っている人がいたり、上の空な顔をしていたり・・・

 

先生も授業の終盤、皆を見渡し、「・・・ま、理解し切れなかったところは参考文献をよく読んどいて。」と苦笑いで去って行きました。

 

ということで校内の図書館へ参考文献を探しにゆきます。

 

図書館に入ってすぐのところに「新刊コーナー」があり、すかさずチェックしてみると何やら面白そうな本を発見。

 ダメをみがく:”女子”の呪いを解く方法  津村記久子、深澤真紀著

 

最近こんな本ばっかり読んでるなあ

 

芥川賞をとった津村さんと、有名編集者の深澤さんの対談。女性だけど”女性らしさ”に囚われない二人のリアルな生き方を窺い知り、勇気が湧いてきます。

 

「ダメをみがく」を面白く読んでいるうちに二時間がたち、なんだか月経痛がひどくなってきたので家へ退散することにしました。結局授業の参考文献に触れることはせず・・・

 

うん、まあでも飛び込みで色んな授業に出てみると、新しい発見がある!ということは断言出来ます。

 

一日暇なときは図書館に篭って、あらゆる種類の知に触れてみるという体験をしてみるのも面白いでしょうね。

 

※「馬鹿なことをやってみるブログ」という名にふさわしくなく高尚な記事になってしまったかもしれません。ゲス要素をもっと盛り込むべきだろうか?

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