北九州に住む主婦のブログ(暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ)

暇を持て余した佐田清澄が欲望の赴くままにしたためています。

暇だからプレ初詣に行ってきた

 

こんばんは。暇な女子大生です。

 

もういくつ寝るとお正月。

 

お正月といえば初詣・・・だけど毎年人混みが激しくてイヤになる!特に明治神宮などの有名な神社だとグレイのライブ会場かと思うくらい身動きが取れません。

 

 

しかしどうしても大きな神社の神様に挨拶しておきたかったので、今日はプレ初詣に行ってきました。

 

 

 プレ初詣の極意

人が殺到する年明けより前にお願いごとの予約をしておくことで、スムーズに願いを叶えてもらう

 

 

 

プレ初詣の舞台に選んだのは

 

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違いの分かる東京都民に大人気!

神田明神

 

 

 

まだ年が明けてないにも関わらず、神田明神には結構人がいた。

 

 

みんなプレ初詣に来ているとみられる。

 

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↑綱で出来た輪っかを8の字に何度もくぐれば厄除けになるらしいのだが、恥ずかしがって誰もやらない。写真のおじさんも一回だけくぐってやめていた。

 

 

 

 

本殿に行き、「来年も(企業やメガネ男子との)良いご縁がありますように」と5円を賽銭箱に投げ入れ、大明神様にお祈りした。

 

あまりに本格的に祈祷した(5分くらい神前に佇んでお願いした気がする)ので、周りの参拝客も、本殿の中の大明神様もドン引きしたという。

 

 

 

お祈りを捧げたあとは、おみくじを引くことにした。ちょっとだけ可愛い巫女さんが一人で大量の参拝客の相手をしていた。

 

巫女さんは「どうしてまだ年が明けてないのにこんなに人がいるんだ」という感じで明らかにイラついていた。そんな巫女さんに「二十六番のおみくじをください」と告げた。

 

 

 

 

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すえきち

 

 

私はこのおみくじを、来年の運勢ではなく残り2日の今年の運勢なのだと思い込むことで心の平安を保とうとした。

 

 

 

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おみくじをひっくり返すと、神社にも確実にIT革命の波は訪れているのだなあと実感することが出来た。 

 

 

 

 

私の趣味のひとつに「人様の書いた絵馬をじっくりと眺める」というものがあるが

 

今回も一つひとつの絵馬をわざわざひっくり返して、世間の人々の願いを垣間見た。

 

 

「●●さんが健康になりますように」「●●大学に合格できますように」などのポピュラーなお願いが多かったが、「Uverworldのコンサートチケットが当たりますように」や「来年も岡田将生君にたくさん会えますように」などの大明神が若干困惑しそうな願いも多く見受けられた。

 

 

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中でも「ラブライブ」関連の絵馬が全体の20%を占めていたことが興味深かった。絵馬に描かれた萌え絵を眺めながら『・・・絵馬には世相が反映されるのだなあ』と改めて感じた。

 

 

 

 

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また神田明神には馬がいた。なんの馬かはよく分からない。ポニーっぽくもあるが、何か違うような気もする。

 

この馬はとても陰鬱なオーラを放っていた。このポーズのまま一つも動かない。一般的な馬にみられる「元気」というものが全く感じられない。

 

「絶対に食べ物を与えないでください」の貼り紙の隣には「手を差し入れないでください。噛みます」という悲しいメッセージがあった。私はこの馬のことがいよいよ恐ろしくなってきた。

 

かしましい若い女性二人組が「あー!馬だ。かわいいー」と言いながら無邪気に馬に触っているのを見るにつけ、私の心の中で何かそれが悲劇の予兆のような、ヒッチコック映画の冒頭のようなもぞもぞとした不安に変化し、自分だけでも早くこの場から逃げなければという気持ちになった。

 

「私たちが馬を見ている」というよりも「馬が私たちを見張っている」のではないかと思うくらいの圧がある。いまこの時もこの馬は愚かな人間たちを蔑んでいる、はっきりとそう感じた。

 

「あら、馬がいるのねえ、本物かしら?」

と唐突に知らない中年女性が傍に来て語りかけてきたので

「人形みたいですよね、うふふふふ」

と返事をした。

 

久しぶりに他人と健康的な会話が出来て嬉しい気持ちになったと同時に、馬と同じぐらい陰鬱なオーラで包まれているこの私に臆することなく話しかけることの出来る中年女性のコミュニケーション能力を羨ましく思った。

 

 

色々考えたが、この「馬らしくない馬」には大明神様の魂の一部が乗り移っているのだという結論に辿り着いた。

 

興味のある人は実際に見に行くといいと思われる。本当に何か不気味なので。

 

 

 

馬のことを考えるのもそろそろ飽きたので鳥居をくぐり抜け、一礼して神田明神を後にした。

 

 

2014年はもうすぐそこにきている。

 

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