こんばんは。暇な女子大生です。
さっき食べた鶏肉が生焼けだったのかな?かすかな腹痛に脅かされています。
夏は食中毒にご用心。
さて記事タイトルを見て「イタ電?」と思われる方がいるかもしれませんが、イタ電ではございません!ちゃんとした用事があってかけました。
実はわたくし、誕生日に知人からKindle Paperwhiteを頂いたのですが、何かの不具合(散らかった部屋の床の上で私の足に踏まれた説が濃厚)により液晶が壊れてしまったのです。
「こんっ!ばかちんがっ!!!」
という金八先生の怒号が今にも聞こえてきそうです。はい、私は物をすぐ壊してしまうことで有名な女です。快楽的に破壊行為を行うわけではないのですが、扇風機や、パソコンなど、いつの間に?という間に壊れていることが多いのです。きっとわたしが物に対して愛情を持って接しないからでしょう。人間に愛情をもって接することさえ苦手な私です。無機物に愛を与えることなど・・・・
それはさておき、液晶の上半分は映らず、下半分だけ通常通り動くという状態になってしまったKindleくん。画面の下半分だけでエ●漫画を見て楽しむという行為を2週間ばかり続けてはいましたが、さすがに上の方がどんな感じだったかもう一度見たくてたまらなくなり、Amazon様になんとかしてもらうことを決意。
初めは「お問い合わせ」の「メールを送る」のところから事情を書いたメールを送信。朝の8時14分に送信し、返信があるまで4~5時間はかかるのだろうと思っていましたが、なんと返事が来たのは9時14分。きっかり一時間後です。
私は「修理してほしい」と書いたのですが、どうやらKindleは修理作業は行われていないようです。Amazon様からの回答が下記です↓
恐れ入りますが、当サイトではKindle端末の故障修理につきまして承ることが出来ません。そのため、Kindle端末に破損・不具合が発生した場合には、返品もしくは交換として承らせていただきます。
いったいいくらお金を取られるのだろう・・・・どきどき。
「とりあえず電話で詳しい破損状況を伝えてみろ」とメールの終わりに記されていました。しかしいつも利用しているあのAmazon様に電話をかけるということが何だか恐ろしく、ためらわれ、一ヶ月も放置してしまいます。
そして、とうとう電話をかけたのが今日のこと。
Amazonに電話をかけるにはいくつものステップが必要です。
いたずら電話や、みだりに苦情をかけてこられることを防ぐのでしょう。
「何について電話をかけるのか?」「目的は何か?」電話をかける必要性を明確にしないと「電話する」ボタンは押せません。サイトに電話番号を載せているのではなく、自分の携帯番号を入力して、Amazon様側からかかってくるのを待つシステムなのです。
「Kindle端末の故障」などをポチっとクリックし続け、やっと「電話をかけてもいいよ」のお許しが出ました。場合や事情によっては、「それはメールでもいいでしょ?」と言われてしまうのです。「そんな簡単な質問の分際で私に電話をかけようとしているの?」というスタンスなのです。
携帯番号を空欄に入力すると、「今すぐ連絡してほしい」「5分後に連絡してほしい」の二つのボタンが出てきます。
いつやるか?・・・・・今でしょ!
ということで左のボタンをクリ~ック!
突然携帯電話がけたたましく音を立て始めた!
速い!速すぎる!秒速やで!
携帯電話を手に取りながら、私はドキドキしていました。果たして電話の向こうの人物とは・・・・
外国人ではないのか?ロボットなのではないか?実際にアマゾンに住んでいる原住民が出たりして・・・・?
「もしもし」
「コチラハ・・・アマゾンデス・・・・タダイマ・・・」
ロボットや!やっぱりアマゾンのスタッフはロボットやったんや!
「タダイマスタッフニオツナギイタシマス」
『え!?』
「もしもしお待たせいたしました~」
優しそ~うなお兄さんの声が・・・
日本人だ・・・・!(^o^)
Kindleが謎の原因により壊れてしまったということを真摯に伝えると「ちょっと待ってて。もっと詳しい人に電話代わってもらうからね」とお兄さん。(もちろんもっと丁寧な口調です)
今度はどんな人が出るんや・・・
「それはお前がただ足で踏んだだけちゃうんかい。タダで交換してもらおうなんざ虫が良すぎるっちゅうもんやでお嬢さん」
なんて言われたらどうしましょう。太刀打ち出来ない・・・だって私は深窓の令嬢だから。
電話の向こうから声が聞こえてくるのをじっと待っていると
「大変お待たせ致しましたお客様~」
旅館の女将のような温かみのある女性の声が・・・・
神や・・・カスタマーセンターでこのクオリティ・・・?
「足で踏んだのかもしれないんですけど・・とにかく液晶が壊れて・・」
「でも実際に踏んだという覚えはないんですね?」
私の部屋はとにかく物で埋もれていて、物がじゅうたんのように敷き詰められています。(こんなブログを書いていないで部屋を片付けろって?あなたの言う通りです)
知らぬ間に何を踏んでいるか分かりません。だからKindleを踏んだという確証もありません。
「はい・・・踏んだかどうかはっきりはしてないです・・・」
「では(無償で交換するかどうか)確認致しますので、もう少々お待ちください」
これで・・・運命が分かれる。もし有償だったら一体いくら取られるか。就職活動中でただでさえお金がないのに・・・緊張の数秒間。
「交換という形に決定いたしました。新しいのを郵送いたしますね」
やった・・・やった・・・勝ったで。その時の私は裁判で勝った被告人のような気持ちでした。
本当にいいのか?しかも壊れた端末をAmazonまで送る送料も着払いでいいのだという。
きっと今はなんだかんだで超儲けていらっしゃるAmazon様だから、Kindleの一つや二つや百台くらい、持ってけドロボー!状態なのかしら?
とりあえず、Amazon様、太っ腹~^^ 惚れてまうやろ~!
返品のやり方が分からない女子大生に親切に教えてくださるAmazon女将。
最後まで優しい女将に感動します。24時間テレビを見ても絶対に泣いたりしない私ですが、このとき思わず涙しそうになったわ~
しかし、ハッとして、聞いてみた。「あの・・・購入してダウンロードしたコンテンツは、一体どうなるんですか?」エ●漫画や、自己啓発書などもう一度買い直さなければならないのか?
「クラウドに保存されていますから、大丈夫ですよ~ご安心ください」
く、く、くらうど・・・!そうか、くらうどがあるから大丈夫なのか。
それにしても女将、あなたは私が女子であるにも関わらずエ●漫画を買ってること、もしかしてご存知なのですか?
そんな疑問が頭をよぎりましたが、そのまま電話を切りました。
というわけで、Amazonのカスタマーセンターは神対応です。さすがだぞ!
皆さん、決して用がないのに電話をかけるということだけはしないようにしてくださいね!
通販依存症気味の、暇な女子大生でした。